老後資金の準備や将来の資産形成を考える中で不動産投資に興味を持ち始めたものの「本当に初心者でも始められるのか」「ローンを組んでまで投資するのは不安」と感じて、最初の一歩を踏み出せない方も多いでしょう。実際、不動産投資では、不動産会社や物件の選び方、無理のない資金計画、万が一の際の備えなど、事前に把握しておくべきポイントが多くあります。しかし、仕組みやリスクを正しく理解した上で取り組めば、少ない手間で安定した収益を得ることが可能です。
本記事では、不動産投資の仕組みからメリット、始める際の注意点まで、初心者が押さえておきたい「不動産投資のいろは」を分かりやすく解説します。
この記事で分かること
不動産投資とは、マンションやアパートなどの不動産を購入・運用して、収益を得る投資手法です。一口に不動産投資といっても収益を得る仕組みにはいくつかの種類があり、主な収益の柱は、入居者から毎月支払われる家賃収入です。また所有している不動産を売却して、売却益を得ることもできます。詳細については後述します。
不動産投資では、最初に不動産を購入しなければなりません。ただし金融機関の融資を活用できるため、自己資金が少なくても数千万円規模の不動産を購入・運用できる点が特長です。
不動産投資で得られる収益には、大きく「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2種類があります。それぞれの特徴や仕組みを詳しく見ていきましょう。
インカムゲインとは、資産の保有・運用によって得られる利益のことです。不動産投資においては、マンションやアパートなどの物件を貸し出して得られる家賃収入が該当します。
例えば、所有するワンルームマンションの一室を家賃10万円で貸し出している場合、毎月10万円の家賃収入を得られます。ただし、この金額がそのまま手元に入るわけではありません。ワンルームマンションの運用では、毎月、管理費や修繕積立金、ローンの返済などのコストがかかります。家賃収入からコストを差し引いた額が実質的な収益となる点を認識しておきましょう。
なお現在の不動産投資では、不動産を長期的に保有して安定的にインカムゲインを得るという手法が主流になっています。
キャピタルゲインとは、所有する資産を売却して得られる利益のことです。不動産投資においては、所有している物件を手放す際の売却益が該当します。売却価格がそのまま収益となるわけではなく、売却価格から取得費用や諸経費を差し引いて残ったものが実際のキャピタルゲインとなります。
数ある投資の中でも、不動産投資ならではのメリットが複数あります。ここでは、以下のメリットをご紹介します。
それぞれのメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
不動産投資の最大のメリットは、融資を活用して効率良く資産を増やせる点です。以下の条件に当てはまっていれば、融資を活用して少ない自己資金でも数千万円の物件を購入・運用できる可能性があります。
結果的に、自己資金の何倍もの投資効果(レバレッジ効果)を得られるため、効率的な資産形成ができるでしょう。また現金を手元に残しておけるのもメリットといえます。
なお、融資をする金融機関は年収や返済能力といった投資家の属性によって、融資限度額を決定します。そのため返済が困難になるような無理な融資は行われません。「多額の借り入れができて心配」という方もいるかもしれませんが、運用する物件の家賃収入やローン返済額、その他の諸経費などをあらかじめシミュレーションしておき、収支バランスを適切に管理すれば、大きなリスクにはつながりにくいでしょう。

2026年の日本は、物価上昇が続いているインフレ状態にあります。インフレが進むとお金の価値が下がるため、現金や預貯金などの額は変わらなくても実質の価値が目減りしてしまいます。
一方で不動産は、実物資産です。不動産の価値はインフレに連動しやすいという特徴があり、将来にわたって需要が見込めるエリアの物件を選んでしっかりと管理していれば、インフレの進行に合わせて家賃を値上げできたり、購入価格より高く売れたりする可能性があります。不動産投資は今後のインフレ対策として、有効な手段の一つといえます。
不動産投資では入居者がいる限り、毎月安定的に決まった額の家賃収入を得られるのも大きなメリットです。景気動向や地域の賃貸ニーズなどに応じて、家賃を変更しなければならない場合もありますが、その幅は他の投資に比べて緩やかです。
例えば、毎月の家賃収入が8万円の場合、年間では96万円の収入を見込めます。仮に年利3%の投資信託で同じ96万円のリターンを得ようとすると、約3,200万円の元本が必要です。つまり不動産投資における家賃収入は、数千万円規模の金融資産から得られる利益に相当するのです。
ただし先述した通り、不動産の運用には管理費やローンの返済といったコストが発生するため、実際に得られる収益は年96万円よりも少なくなります。そのため「ローンを完済してからが本当の利益」と考える方もいますが、ローンの返済で減っているのは資産ではなく負債です。返済を続けることで借入残高は減り、その分だけ純資産は増えているのです。
また不動産投資では、空室が発生して家賃収入を得られなくなるリスクが付き物ですが、将来にわたって需要が見込めるエリアの物件を選んでいれば、そのリスクは抑えられます。またどうしても空室リスクが心配な場合は、不動産会社が物件を一括で借り上げて、それを入居者に転貸するサブリースを選択するのも一つの方法です。サブリースを利用する場合、不動産会社へ手数料を支払わなければならないものの、空室が発生したとしても毎月一定の家賃収入を得られます。
副収入を得るために不動産投資を行う場合、所得税や住民税の節税につながる可能性があります。なぜなら、不動産所得には「損益通算」が認められているからです。損益通算とは、特定の所得で損失が出た場合、給与所得など他の所得金額から赤字分を差し引ける仕組みのことです。
物件の取得費用は耐用年数に応じて、毎年「減価償却費」として分割して経費計上します。減価償却費は毎年実際に現金を支払う費用ではなく、帳簿上の経費として計上するものです。そのため実際の収支は黒字でも、会計上は赤字になるケースがあるのです。この赤字を給与所得と損益通算することで、課税所得を圧縮できます。課税所得が少なくなれば所得税の税率を抑えられる可能性があり、節税できるかもしれません。
ただし損益通算によってどの程度節税できるかは、給与所得額や物件の運用状況などによっても変わるため、老後資金の準備や将来の資産形成を目的とした不動産投資においては、おまけ程度に考えるのがよいでしょう。
金融機関から融資を受ける場合、「団体信用生命保険(団信)」への加入を求められることが一般的です。団信とは、ローンの契約者が死亡または高度障害になって返済が困難になった場合、保険金でローン残高を全額返済できる保険です。最近では三大疾病保障特約などが付いた、保障内容が手厚い団信もあります。
団信は実質的に生命保険や死亡保険の代わりになるため、現在加入している保険を見直して月々の保険料を節約するという方法もあります。
さまざまなメリットがある不動産投資ですが、投資である以上はリスクがゼロになることはありません。可能な限りリスクを抑えるためには、事前にいくつか押さえておきたいポイントがあります。
ここからは不動産投資を始める際に押さえておきたい、以下のポイントをご紹介します。
不動産投資の収益性は、物件の立地によって大きく左右されます。
立地選びは慎重に行い、現在だけではなく数十年先まで賃貸需要を見込めるエリアを選びましょう。将来にわたって需要の減少しないエリアの物件であれば、退去があってもすぐに次の入居者が見つかるので、家賃収入が減るリスクを抑えられます。
また築年数の経過による家賃の下がり幅を抑えられるのも、需要の減少しないエリアを選ぶメリットです。一般的にマンションやアパートは、築年数が経過すると経年劣化によって、家賃を引き下げなければ入居者を見つけにくくなります。しかし需要が高いエリアなら、家賃を引き下げなくても入居者を確保しやすいでしょう。再開発などによってこれから人口が増えていくエリアなら、需要の増加に合わせて家賃を値上げできる可能性もあります。
日本である以上、どのようなエリアであっても災害が発生するリスクは避けられません。物件選びの際は、当該エリアでどのような災害が起こる可能性が高いのかを理解し、なるべくリスクを抑えられる物件を購入したり、リスクをカバーする対策を立てたりすることが大切です。
例えば、各エリアのハザードマップや地盤状況を確認する、火災保険・地震保険に加入するなど、万が一の災害に備えた対策を講じましょう。
不動産投資では、物件だけではなく、融資の条件によっても最終的な収益が大きく変わってきます。収益性を高めるには、できる限り好条件で金融機関に融資をしてもらうことが重要です。
不動産会社によって、提携している金融機関は異なります。特に大手の不動産会社の場合、提携数が豊富で、融資条件の良い金融機関を紹介してもらえる可能性が高いです。また複数の金融機関の融資額や金利、融資期間などを比較検討できるため、自身の状況に適した資金計画を立てやすくなります。
不動産投資を有利に進めるためにも、金融機関の選択肢が多い大手の不動産会社に依頼することがおすすめです。
一口に不動産投資といっても、さまざまな種類があります。同じ不動産投資でも手法によって特徴が異なるので、それぞれの違いを理解した上で自身に合った投資手法を見極めましょう。ここでは以下の投資手法についてご紹介します。
なお、不動産投資の種類については、こちらの記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。

区分投資とは、マンションやアパートを一部屋単位で購入し、入居者に貸し出す投資手法です。購入するのは部屋単位なので初期費用を抑えつつ不動産投資を始められます。また入居者対応や建物管理などは管理会社に任せるケースが多いため、日々の管理工数も少なく済むでしょう。会社員や公務員が副業として不動産投資を行う場合は、メリットの一つになります。
一方で、後述する一棟投資に比べると利回りは低くなりやすい点は認識しておきましょう。
一棟投資とはマンションやアパートを一棟丸ごと購入し、各部屋を貸し出す投資手法です。建物を丸ごと購入するので区分投資と比べて初期費用は高くなりますが、投資規模が大きいので、その分まとまった収益を確保しやすく投資効率も良くなります。
一棟丸ごと所有するので、維持管理のための費用がかかる点には注意が必要です。また同じ条件の複数の部屋を貸し出すことになるので、物件選びや立地選びを誤ると空室リスクが高まりやすく、収益に影響が出る恐れがあることを認識しておきましょう。
戸建て投資とは文字通り、購入した戸建て住宅を貸し出す投資手法です。
戸建ての賃貸物件はファミリー層が主なターゲットとなるため、一度入居すると長期間住み続けてもらえる傾向にあります。そのため入居者さえ見つかれば、空室リスクを抑えやすいでしょう。
その反面、ファミリー層の場合は転居のタイミングが限られるため、退去が発生した場合に空室期間が長引く可能性がある点には注意してください。
不動産投資には、住居以外の選択肢もあります。代表的な投資対象は、以下の通りです。
ただしこれらの投資手法は需要が限定的な上、景気動向や法令による規制などの影響を受けやすいというリスクがあります。十分なノウハウがないまま始めると、思うような収益を得られない可能性もあるでしょう。
これから不動産投資に取り組むのであれば、比較的需要が安定している投資対象を選ぶことが大切です。とりわけ、初期費用や運用コストを抑えられる区分投資を選ぶのがおすすめです。
不動産投資を始める際は、適切なプロセスを踏むことが大切です。ここからは以下の6つのステップに分けて、投資家が行うべきことをご紹介します。
なお、新築の区分投資を始めるときの流れについては、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
不動産投資を始める際には、まずは投資目的を明確にしましょう。「家賃収入を得るため」「節税効果を得るため」といった表面的なものではなく「なぜ家賃収入や節税効果を得たいのか」まで深掘りすることが大切です。
「老後の資金を確保したい」「インフレ対策をしたい」「節税をしたい」といった本来の目的を明確にすれば、不動産投資で重視すべきポイントが自ずと見えてきます。例えば、老後資金の確保を目的とするのであれば、立地や物件の築年数などを重視する必要がある一方で、節税効果や不動産価格の上昇による売却益の最大化といった要素は考慮しなくてよいでしょう。
目的が明確になったら、物件探しを依頼する不動産会社を選びましょう。
依頼する不動産会社によって、紹介してもらえる物件や金融機関などが異なります。そのため信頼できる会社を見つけられるかどうかが、不動産投資の成果に大きく影響します。信頼できる不動産会社の特徴は、以下の通りです。
上記のポイントに着目して、資産形成のパートナーとしてふさわしい不動産会社を見極めてください。
依頼する不動産会社が決まったら、購入・所有する物件を選びます。複数の物件を比較する際は、以下に挙げる点を確認しましょう。
気に入った物件があったら、すぐに不動産会社の担当者に購入の意思を伝えましょう。人気の物件は短期間で売れてしまうケースが多いため、購入したいと思った時点で早めに申し込むことが大切です。
物件の申し込みと並行して、金融機関に不動産投資ローンの申請をしましょう。先述した通り、金融機関は不動産会社から紹介してもらうのが一般的です。融資の申請後、仮審査・本審査と進んでいきますが、基本的には仮審査に通過しないと次のステップである不動産売買契約の締結ができません。仮審査には通常数日~1週間程度かかることを踏まえると、物件の申し込みをしたら速やかに融資を申請しましょう。
金融機関の仮審査に通ったら、不動産売買契約を締結します。
契約前に必要となるのが、宅地建物取引士による重要事項説明です。重要事項説明は、宅地建物取引士が「宅地建物取引士証」を提示した上で行われ、不動産売買では省略できない工程です。物件の権利関係や法令上の制限、契約解除の条件、費用負担など、投資判断に関わる重要な情報が含まれているため、必ず細かく内容を確認しましょう。
信頼できる不動産会社であれば、重要事項説明や書面による契約締結など、必要な手続きを適切に行ってくれます。一方、重要事項説明が行われない場合や、宅地建物取引士証が提示されない場合、また書面による契約締結が行われない場合は詐欺の可能性があるため、契約を取り止めるべきです。
また原則として契約締結後に内容を変更することはできません。ご自身でも、契約書や重要事項説明の内容を必ず確認することが大切です。不明点や調整・変更したい内容がある場合は、契約締結前に相談・交渉をしてください。
契約を無事締結したら、所有権移転と引き渡しの手続きへと進みます。ほとんどの場合、融資実行日に残代金の決済や引き渡し、所有権移転登記・抵当権設定登記が同時に行われます。
管理会社や賃貸仲介会社は、不動産会社が紹介してくれるケースが多いです。しかし、不動産会社によっては紹介してもらえない場合もあるので、必要に応じて自身で管理会社や賃貸仲介会社を選定しましょう。
管理会社や賃貸仲介会社選びでは、費用の安さだけで選ばないことが大切です。それぞれ以下に挙げるポイントを確認しましょう。
また中には、入居者管理・建物管理に加え、入居者募集も行っている管理仲介会社もあります。こうした会社なら管理と仲介を一括で依頼できるので、やり取りの手間を軽減できるでしょう。
なお、管理会社や賃貸仲介会社選びのポイントについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
ここまでご紹介してきた不動産投資の仕組みやメリット、注意点などを踏まえると、以下の特徴を持っている方は不動産投資に向いている可能性が高いです。
詳細を見ていきましょう。
投資の目的によって、選ぶべき投資の種類は異なります。一口に投資といっても、投資信託や株式投資、個人向け国債、暗号資産、FXなど種類はさまざまです。最近はNISAやiDeCoで資産運用している方も多いでしょう。
その中で不動産投資は、デイトレードのように短期間で大きな利益を狙う投資手法ではありません。基本的には、毎月入居者からの家賃収入を得ながらローン返済を進め、時間をかけて資産を育てていくものです。 そのため、長期的にコツコツ資産形成をしたい方や、安定した家賃収入によって老後資金を確保したい方に適しています。
不動産投資では融資を受けることが一般的であるため、不動産投資ローンの審査に通りやすい属性の方に適しています。属性とは、金融機関が融資の審査をする際に、申し込みをした人の返済能力を見極めるために確認する評価要素のことです。
融資の審査で確認される属性の一つに年収があります。不動産投資ローンを組む場合、一般的に年収500万円以上が必要とされています。年収700万円以上あれば、より多くの金融機関で審査に通りやすくなるでしょう。
勤続年数や職種、勤務先なども審査で確認される属性です。勤続年数は最低でも1年以上、中には2〜3年以上を条件にしている金融機関もあります。また大企業・上場企業に勤務している方や士師業の方、公務員の方などは、安定した収入が続くと見なされ、審査で高く評価されやすいです。
ある程度の自己資金があると、融資の審査に通りやすい傾向にあります。現金だけではなく、株式や投資用物件など、いざというときに現金化できる資産を保有している場合でも同様です。
また一定の自己資金があれば、突発的に建物や設備に不具合が生じてもすぐに対応できる他、一定期間空室が発生して一時的にキャッシュフローが悪化しても問題なく対処できます。リスクヘッジの観点からも、ある程度の自己資金はあった方がよいでしょう。
不動産投資を始める上で大切なのは、ご自身の投資目的を明確にすることです。その上で投資戦略を考え、目的に合った手法を選ぶようにしましょう。目的が明確になれば、自ずと投資判断の軸が定まり、感覚的な判断による失敗のリスクを減らせます。
また不動産投資は「物件」と「融資条件」の組み合わせによって、最終的な結果が変わります。どれだけ良い物件を選んだとしても、金融機関の選択肢が少ないと、返済条件が合わず、不動産投資の目的を達成できなくなったり、想定よりも達成率が低くなってしまったりする恐れがあるのです。そのため物件を購入する不動産会社は、なるべく提携している金融機関が豊富な会社を選びましょう。金融機関の選択肢が広がれば、自身の目的や収支計画に合った融資条件を検討しやすくなり、より柔軟に投資戦略を立てられます。
エスリード株式会社は東証プライム市場に上場しており、これまでに多くの不動産投資を支援しています。投資物件の購入はもちろん、賃貸管理や仲介、将来的な売却なども丸ごと依頼可能です。初心者の方でもスムーズに不動産投資を始められるよう、物件を購入する際の戦略立案なども丁寧にサポートしますので、不動産投資に興味がある方はお気軽に以下のフォームからお問い合わせください。
田端 俊之
エスリード株式会社
営業部営業戦略室 次長
1999年 日本エスリードに入社、営業部門、開発部門を経て2002年から企画・マーケティング部門に従事。 携わったマンションの販売企画は100物件を超え、CM制作や自社主催のセミナー講師も務める。
マーケティング室の統括責任者として長年市場分析やマーケティング戦略業務に従事してきた経験を活かし、デベロッパーの市場分析目線から《マンション経営》をわかりやすくお伝えします。
関西の国立大学で経済学・マーケティングを学び、1999年に日本エスリードに入社。
入社以来、企画及びマーケティングを担当し、マーケティング室の統括責任者として市場分析やマーケティング戦略業務を担う。
谷町線で不動産投資! 乗降客数や交通利便性、地域の特徴から見たおすすめ駅を紹介
谷町線は、大日駅から八尾南駅までを結ぶOsaka Metroの路線です。東梅田駅や天王寺駅、南森町駅といった主要駅を通るため、大阪市内の通勤・通学や日常の移動で多くの人に利用されています。 不動産投資では、エリアの賃貸需要や交通利便性を把握した上で物件を選ぶことが重要です。そこで本記事では、乗降客数や交通の利便性、地域の特徴から見た不動産投資におすすめの谷町線の駅をご紹介します。 suggest2 谷町線は、商業地や官庁街、住宅地などを結ぶOsaka Metroの主要路線 乗降客数と朝の混雑状況から見る谷町線の人気駅は、都島駅・天神橋筋六丁目駅・谷町六丁目駅 谷町線で交通の利便性が高い駅は、東梅田駅・天王寺駅・南森町駅 ※本記事は2026年5月時点の情報です 谷町線とは? 谷町線とは、大日駅から東梅田駅・谷町四丁目駅・天王寺駅などを経て、八尾南駅までを結ぶOsaka Metroの路線です。守口市から大阪市中心部を通り、八尾市方面までを結んでいます。 営業距離は28.1kmで、駅数は26駅です(※1)。谷町線はOsaka Metroの中でも最も長い路線で、官庁や寺院の多い都市幹線道路・谷町筋の地下を走っています(※2)。 官公庁・オフィスビルが集まるエリアや、寺町の情緒を感じられるエリア、商業施設が充実しているエリア、住宅地として暮らしやすいエリアなど、さまざまな特色を持つ街がそろっている沿線です。 ※1参考:大阪メトロサービス.「Osaka Metro メディアガイド2020」.(参照2026-05-19). ※2参考:Osaka Metro NiNE.「谷町線」.(参照2026-05-19). 乗降客数と朝の混雑状況から見る谷町線の人気駅3選 谷町線で不動産投資を検討する際は、主要駅への近さだけではなく、実際に住んでいる人の多い人気駅を確認することが大切です。ここでは、谷町線の各駅における乗降客数と朝ラッシュ時間帯の混雑状況を参考に、特に利用者が多いと考えられる以下の駅をご紹介します。 都島 天神橋筋六丁目 谷町六丁目 なお、ここでは乗り換え目的での利用が多いと考えられる駅は省いています。 ※参考:Osaka Metro.「路線別駅別乗降人員(2025年11月11日 交通調査日)」.(参照2026-05-19). ※参考:Osaka Metro.「地下鉄車内の混雑状況(2023年11月01日(水))」.(参照2026-05-16). 都島 都島駅は大阪市都島区にある駅です。電車だけではなく大阪シティバスも利用でき、城東区や旭区、守口市方面へもアクセスしやすい点が魅力です。また都島駅から南西に10分ほど歩くと、JR大阪環状線の桜ノ宮駅も利用できます。 駅から徒歩15分圏内には複数のスーパーマーケットがある他、昔ながらの商店も見られ、日常の買い物を済ませやすい環境です。都心に近い立地でありながら、暮らしやすさを重視する方からのニーズを見込めるエリアといえるでしょう。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市都島区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:3万3,812人(※2025年11月11日交通調査) 朝ラッシュの混雑度 5段階(1:座席に座れる、2:間隔を空けて立てる、3:肩が触れ合わずに立てる、4:扉付近は隣の人と触れ合う、5:全体的に隣の人と触れ合う)で紹介 <大日方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 3 8:00〜8:30 2 8:30〜9:00 1 9:00〜9:30 1 9:30〜10:00 1 <八尾南方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 3 8:00〜8:30 3 8:30〜9:00 3 9:00〜9:30 2 9:30〜10:00 2 主要駅への所要時間 東梅田駅まで約6分、天王寺駅まで約22分、南森町駅まで約9分 利用可能路線 Osaka Metro谷町線 天神橋筋六丁目 天神橋筋六丁目駅は大阪市北区にある駅で、Osaka Metro谷町線・堺筋線、阪急線を利用可能です。通称「天六」とも呼ばれており、駅周辺には下町風情のある天神橋筋商店街があります。個人商店や飲食店、カフェ、ドラッグストア、スーパーマーケットなどがそろっており、日常の買い物や外食を駅周辺で済ませられます。 商店街を中心に生活利便性が高く、都心部へも移動しやすいため、単身者や共働き世帯から選ばれやすいエリアです。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市北区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:3万8,626人(※2025年11月11日交通調査) 朝ラッシュの混雑度 5段階(1:座席に座れる、2:間隔を空けて立てる、3:肩が触れ合わずに立てる、4:扉付近は隣の人と触れ合う、5:全体的に隣の人と触れ合う)で紹介 <大日方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 2 8:00〜8:30 1 8:30〜9:00 1 9:00〜9:30 1 9:30〜10:00 1 <八尾南方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 2 8:00〜8:30 3 8:30〜9:00 3 9:00〜9:30 2 9:30〜10:00 2 主要駅への所要時間 東梅田駅まで約6分、天王寺駅まで約19分、南森町駅まで約3分 利用可能路線 Osaka Metro谷町線・堺筋線、阪急線 谷町六丁目 谷町六丁目駅は大阪市中央区にある駅で、Osaka Metro谷町線・長堀鶴見緑地線を利用できます。通称「谷六」とも呼ばれており、落ち着いた雰囲気が魅力のエリアです。 駅周辺には官公庁やオフィスビルが集まっている一方で、桃園公園や難波宮跡公園といった公園もあります。谷町筋を挟んで東西には、昔ながらの町家や長屋も残っており、歴史ある街並みを感じられる点も特徴です。 生活面では、国立病院機構大阪医療センターをはじめ、クリニックや郵便局、金融機関などが徒歩圏内にあります。また駅から歩いてすぐの場所にある空堀商店街には、おしゃれな古民家カフェ・居酒屋や、セレクトショップなどが立ち並んでおり、昔ながらの城下町の街並みの中で外食や買い物を楽しめます。 駅周辺の官公庁やオフィスで働くビジネスパーソンや、生活利便性を重視する方からの一定の賃貸需要を期待できるでしょう。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市中央区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:3万2,232人(※2025年11月11日交通調査) 朝ラッシュの混雑度 5段階(1:座席に座れる、2:間隔を空けて立てる、3:肩が触れ合わずに立てる、4:扉付近は隣の人と触れ合う、5:全体的に隣の人と触れ合う)で紹介 <大日方面> 7:00〜7:30 3 7:30〜8:00 3 8:00〜8:30 4 8:30〜9:00 4 9:00〜9:30 2 9:30〜10:00 2 <八尾南方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 2 8:00〜8:30 2 8:30〜9:00 1 9:00〜9:30 1 9:30〜10:00 1 主要駅への所要時間 東梅田駅まで約9分、天王寺駅まで約5分、南森町駅まで約6分 利用可能路線 Osaka Metro谷町線・長堀鶴見緑地線 交通の利便性から見る谷町線の人気駅3選 不動産投資では、複数の路線を利用できる駅や、主要駅へ短時間で移動できる駅の周辺エリアも有力な候補になります。交通利便性の高い駅が最寄りの物件は人気が衰えにくく、安定した賃貸需要を期待できるでしょう。 ここでは、谷町線の中でも交通の利便性に優れている、以下3つの駅をご紹介します。 東梅田 天王寺 南森町 ※参考:Osaka Metro.「路線別駅別乗降人員(2025年11月11日 交通調査日)」.(参照2026-05-19). ※参考:Osaka Metro.「地下鉄車内の混雑状況(2023年11月01日(水))」.(参照2026-05-16). 東梅田 東梅田駅は大阪市北区にある駅で、Osaka Metro谷町線・御堂筋線・四つ橋線・JR線・阪急線・阪神線を利用できます。 駅周辺は、ビジネス街と繁華街が共存するエリアです。平日は多くのビジネスパーソンが行き交い、休日は買い物や外食を楽しむ人でにぎわいます。住宅は、曾根崎周辺から幹線道路の新御堂筋を越えた東側にかけて多く見られ、都心に近い場所で暮らしたい方からの賃貸需要を見込めるでしょう。 駅から徒歩圏内には「大阪駅前ビル」や「阪急百貨店」「グランフロント大阪」「HEP FIVE」などの大型商業施設がある他、曾根崎には、昔ながらの雰囲気を残す曾根崎お初天神通り商店街もあります。通勤・買い物・外食の利便性を重視する単身者や共働き世帯にとって、東梅田駅周辺は候補に入りやすいエリアです。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市北区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:16万4,709人(※2025年11月11日交通調査) 朝ラッシュの混雑度 5段階(1:座席に座れる、2:間隔を空けて立てる、3:肩が触れ合わずに立てる、4:扉付近は隣の人と触れ合う、5:全体的に隣の人と触れ合う)で紹介 <大日方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 2 8:00〜8:30 1 8:30〜9:00 1 9:00〜9:30 1 9:30〜10:00 1 <八尾南方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 3 8:00〜8:30 3 8:30〜9:00 3 9:00〜9:30 2 9:30〜10:00 2 主要駅への所要時間 天王寺駅まで約14分、南森町駅まで約2分 利用可能路線 Osaka Metro谷町線・御堂筋線・四つ橋線、JR線、阪急線、阪神線 天王寺 天王寺駅は大阪市天王寺区にある駅です。Osaka Metro谷町線・御堂筋線、JR大阪環状線・大和路線・阪和線といった複数路線を利用できるため、大阪市内でも有数の交通利便性の高いターミナル駅といえます。 大阪市内の主要エリアへ移動しやすいだけではなく、関西国際空港方面や奈良・和歌山方面へも乗り換えなしでアクセスできます。通勤・通学に加え、出張や旅行の機会が多い方にとっても使いやすい駅でしょう。 駅周辺には「あべのハルカス」「あべのキューズモール」「天王寺MIO」などの商業施設があります。買い物や外食に便利な立地でありつつ、少し離れると昔ながらの一戸建て住宅や商店街も見られます。 また天王寺公園のように自然を感じられる場所もあり、都心の利便性と落ち着いた生活環境の両方を求める方からの賃貸需要を見込めます。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市天王寺区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:25万3,102人(※2025年11月11日交通調査) 朝ラッシュの混雑度 5段階(1:座席に座れる、2:間隔を空けて立てる、3:肩が触れ合わずに立てる、4:扉付近は隣の人と触れ合う、5:全体的に隣の人と触れ合う)で紹介 <大日方面> 7:00〜7:30 3 7:30〜8:00 3 8:00〜8:30 4 8:30〜9:00 3 9:00〜9:30 2 9:30〜10:00 2 <八尾南方面> 7:00〜7:30 1 7:30〜8:00 2 8:00〜8:30 1 8:30〜9:00 1 9:00〜9:30 1 9:30〜10:00 1 主要駅への所要時間 東梅田駅まで約14分、南森町駅まで約12分 利用可能路線 Osaka Metro谷町線・御堂筋線、JR大阪環状線・大和路線・阪和線 南森町 南森町駅は大阪市北区にある駅で、Osaka Metro谷町線・堺筋線を利用できます。地下通路でJR東西線の大阪天満宮駅にもつながっており、大阪市内だけではなく京橋方面や尼崎方面へも移動しやすい立地です。 駅周辺には、税理士・司法書士・行政書士といった士業事務所や法律事務所、行政機関が多く集まっている一方で、駅から少し離れると落ち着いた住宅街が広がっています。先述した天神橋筋商店街も近く、日常の買い物や外食を済ませやすい環境です。 また駅から徒歩数分の場所には「天満の天神さん」と呼ばれ親しまれている神社「大阪天満宮」があります。毎年7月には大阪三大夏祭りの一つである「天神祭」が開催され、地域の歴史やにぎわいを身近に感じられる点も魅力です。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市北区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:8万4,484人(※2025年11月11日交通調査) 朝ラッシュの混雑度 5段階(1:座席に座れる、2:間隔を空けて立てる、3:肩が触れ合わずに立てる、4:扉付近は隣の人と触れ合う、5:全体的に隣の人と触れ合う)で紹介 <大日方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 2 8:00〜8:30 2 8:30〜9:00 2 9:00〜9:30 1 9:30〜10:00 2 <八尾南方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 3 8:00〜8:30 3 8:30〜9:00 3 9:00〜9:30 2 9:30〜10:00 2 主要駅への所要時間 東梅田駅まで約2分、天王寺駅まで約12分 利用可能路線 Osaka Metro谷町線・堺筋線、JR東西線 地域の特徴から見る谷町線で賃貸需要の高い駅2選 谷町線で物件を選ぶ際は、交通の利便性だけではなく、駅周辺にどのような施設があるかも確認しましょう。企業や官公庁、大学、公共施設などが集まる駅は、安定した賃貸需要を見込みやすい傾向にあります。 ここでは地域の特徴を踏まえた上で賃貸需要が期待できる駅として、以下の2駅をご紹介します。 谷町四丁目 天満橋 ※参考:Osaka Metro.「路線別駅別乗降人員(2025年11月11日 交通調査日)」.(参照2026-05-19). ※参考:Osaka Metro.「地下鉄車内の混雑状況(2023年11月01日(水))」.(参照2026-05-16). 谷町四丁目 谷町四丁目駅は大阪市中央区にある駅で、Osaka Metro谷町線・中央線を利用可能です。 駅の西側には、繊維の卸商社が集まる「船場センタービル」で知られる堺筋本町のオフィス街、東側には大阪城公園、北側には大阪府庁や大阪府警察本部、大阪労働局、大阪府パスポートセンターなどがあり、エリアごとに異なる特徴を持っています。 また谷町筋や本町通などの大通り沿いには飲食店が多く、日用品や食品を購入できるスーパーマーケットも複数ある他、駅の北東側や南側には閑静な住宅街も見られます。 官公庁やオフィス街に近く、生活利便性も高いため、職住近接を重視する単身者や共働き世帯から選ばれやすいエリアです。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市中央区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:10万1,330人(※2025年11月11日交通調査) 朝ラッシュの混雑度 5段階(1:座席に座れる、2:間隔を空けて立てる、3:肩が触れ合わずに立てる、4:扉付近は隣の人と触れ合う、5:全体的に隣の人と触れ合う)で紹介 <大日方面> 7:00〜7:30 3 7:30〜8:00 3 8:00〜8:30 3 8:30〜9:00 3 9:00〜9:30 2 9:30〜10:00 2 <八尾南方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 2 8:00〜8:30 2 8:30〜9:00 2 9:00〜9:30 1 9:30〜10:00 1 主要駅への所要時間 東梅田駅まで約7分、天王寺駅まで約7分、南森町駅まで約4分 利用可能路線 Osaka Metro谷町線・中央線 天満橋 天満橋駅は大阪市中央区にある駅で、Osaka Metro谷町線と京阪線を利用できます。官庁街や繁華街に近く、通勤・買い物の利便性を重視する方からの賃貸需要を見込めるでしょう。 谷町四丁目駅周辺と同様に、駅から歩ける距離に大阪府庁や大阪府警察本部などがあります。警察官の巡回も見られるため、都心部でありながら安心感を得やすいエリアです。駅前には商業施設「京阪シティモール」もあり、買い物や外食にも困りません。 また大川沿いには、桜の名所としても知られている緑豊かな散歩道が広がっています。都心に近い場所で、自然を身近に感じながら暮らしたい方にも選ばれやすい立地です。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市中央区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:8万6,060人(※2025年11月11日交通調査) 朝ラッシュの混雑度 5段階(1:座席に座れる、2:間隔を空けて立てる、3:肩が触れ合わずに立てる、4:扉付近は隣の人と触れ合う、5:全体的に隣の人と触れ合う)で紹介 <大日方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 2 8:00〜8:30 2 8:30〜9:00 2 9:00〜9:30 2 9:30〜10:00 2 <八尾南方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 3 8:00〜8:30 3 8:30〜9:00 3 9:00〜9:30 2 9:30〜10:00 2 主要駅への所要時間 東梅田駅まで約5分、天王寺駅まで約9分、南森町駅まで約3分 利用可能路線 Osaka Metro谷町線、京阪線 その他谷町線の人気駅 谷町線で不動産投資を検討する際は、街の特性や雰囲気などにも注目しましょう。個性的な店舗や商店街がある駅は、充実した暮らしを重視する人から選ばれやすい傾向にあります。 ここでは、ここまで紹介した観点とは異なる魅力を持つ駅として、以下の2駅をご紹介します。 中崎町 四天王寺前夕陽ヶ丘 ※参考:Osaka Metro.「路線別駅別乗降人員(2025年11月11日 交通調査日)」.(参照2026-05-19). ※参考:Osaka Metro.「地下鉄車内の混雑状況(2023年11月01日(水))」.(参照2026-05-16). 中崎町 中崎町駅は大阪市北区にある駅です。大阪駅・梅田駅まで徒歩20分ほどでアクセスできる一方、昔ながらの住宅街の側面もあります。そのため、都心に近い場所で落ち着いて暮らしたい方に選ばれやすいエリアです。 駅周辺には、全長約400mの天五中崎通商店街があります。約110軒の店舗が立ち並び、買い物や食べ歩き、カフェ巡りなどを楽しめます。食品や日用品を購入できるスーパーマーケットもあり、日常の買い物にも困りにくいでしょう。 またギャラリーやアトリエも多く、アートの街としても知られています。梅田エリアへの近さに加え、昔ながらの街並みや個性的な店舗が残る雰囲気を好む単身者・若年層から、一定の賃貸需要を見込めるでしょう。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市北区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:1万6,963人(※2025年11月11日交通調査) 朝ラッシュの混雑度 5段階(1:座席に座れる、2:間隔を空けて立てる、3:肩が触れ合わずに立てる、4:扉付近は隣の人と触れ合う、5:全体的に隣の人と触れ合う)で紹介 <大日方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 2 8:00〜8:30 1 8:30〜9:00 1 9:00〜9:30 1 9:30〜10:00 1 <八尾南方面> 7:00〜7:30 2 7:30〜8:00 2 8:00〜8:30 3 8:30〜9:00 3 9:00〜9:30 2 9:30〜10:00 2 主要駅への所要時間 東梅田駅まで約2分、天王寺駅まで約17分、南森町駅まで約5分 利用可能路線 Osaka Metro谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘 四天王寺前夕陽ヶ丘駅は、大阪市天王寺区にある駅です。駅名にもある通り、周辺には593年に聖徳太子によって建立された四天王寺があります。 駅周辺は、宗派を問わず多くの寺院が並ぶ落ち着いた街です。また四天王寺中学校・高等学校や大阪星光学院、清風高等学校といった教育施設も点在しており、文教地区としても知られています。 駅の東側には、天王寺区役所や天王寺警察署などの行政機関もあります。生活に必要な手続きをしやすく、安心感のある住環境を求めるファミリー層から支持されやすいエリアです。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市天王寺区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:2万4,950人(※2025年11月11日交通調査) 朝ラッシュの混雑度 5段階(1:座席に座れる、2:間隔を空けて立てる、3:肩が触れ合わずに立てる、4:扉付近は隣の人と触れ合う、5:全体的に隣の人と触れ合う)で紹介 <大日方面> 7:00〜7:30 3 7:30〜8:00 3 8:00〜8:30 4 8:30〜9:00 3 9:00〜9:30 2 9:30〜10:00 2 <八尾南方面> 7:00〜7:30 1 7:30〜8:00 2 8:00〜8:30 2 8:30〜9:00 1 9:00〜9:30 1 9:30〜10:00 1 主要駅への所要時間 東梅田駅まで約13分、天王寺駅まで約2分、南森町駅まで約11分 利用可能路線 Osaka Metro谷町線 谷町線で注目の開発情報 谷町線で不動産投資を検討する際は、駅周辺の開発情報も確認しておきましょう。開発によって商業施設や文化施設、歩行者空間などの整備が進むと、人の流れが増え、賃貸需要にも良い影響を与える可能性があります。 ここでは、谷町線沿線で注目したい以下2つの開発情報をご紹介します。 Osaka Metro谷町線 駅前大規模開発プロジェクト 谷町九丁目駅直結ビルの建て替え Osaka Metro谷町線 駅前大規模開発プロジェクト 長原駅前では「Osaka Metro谷町線 駅前大規模開発プロジェクト」が進行しています。2025年春には、商業施設「そよら長原駅前」が開業しました。 また駅前では、大規模レジデンスの開発も進められています。商業施設と住宅の整備が進むことで駅周辺の利便性が向上し、居住地としての人気も高まるでしょう。長原駅周辺が注目されれば、谷町線沿線の賃貸需要にも良い影響を与える可能性があります。 谷町九丁目駅直結ビルの建て替え 谷町九丁目駅周辺では、駅直結ビルの建て替えが進行中です。1960年代に竣工した東谷町ビルは2024年より閉鎖され、現在は建物の解体が進められています。東谷町ビルの跡地には、マンションが建設される見通しです。 また谷町九丁目駅周辺では、他にもタワーマンションの建設工事が複数進行しています。谷町九丁目駅はOsaka Metro谷町線・千日前線を利用できる駅で、東梅田駅やなんば駅方面へアクセスしやすい立地です。住宅供給が進めば、交通利便性を重視する方からの賃貸需要が高まり、居住エリアとしての存在感が高まるでしょう。 谷町線沿いで不動産投資を検討しているならエスリードにご相談ください! 谷町線は、大日駅から八尾南駅までを結ぶOsaka Metroの路線です。東梅田駅や天王寺駅などの主要駅を通る他、官公庁街や住宅地、商業地、寺町の情緒が残るエリアなど、さまざまな地域性を持つ駅がそろっています。 不動産投資を成功させるには、乗降客数や交通の利便性だけではなく、駅周辺の施設や生活環境、開発情報なども確認することが大切です。長期間安定した賃貸需要が見込めるエリアを見極めるには、地域事情に詳しく信頼できる不動産会社へ相談するとよいでしょう。 エスリード株式会社は、大阪を中心とした関西エリアの不動産事情に精通している不動産デベロッパーです。将来にわたって需要が見込まれるエリアの物件を多数取り扱っているため、谷町線沿いで不動産投資をお考えの方は、お気軽にエスリードへご相談ください。 大阪で販売中のエスリードの物件 大阪で販売中のエスリードの投資用物件は以下の通りです。大阪で不動産投資をお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。(※2026年5月19日時点の情報です) エスリード 新大阪アヴァン エスリード 難波ALLURE エスリード 大阪城EAST エスリード ザ・グラン大阪ノース エスリード ザ・カレント大阪
JR中央本線(名古屋地区)沿いで不動産投資! 乗降客数や交通利便性、地域の特徴から見たおすすめ駅を紹介
JR中央本線は、東京都にある新宿駅から愛知県にある名古屋駅までを結ぶ路線です。通勤・通学はもちろん、出張や旅行などの広域移動にも利用されており、沿線にはオフィス街や商業地、住宅地などさまざまな特徴を持つ駅が点在しています。 不動産投資では、エリアの賃貸需要や交通利便性を把握した上で物件を選ぶことが重要です。そこで本記事では、乗降客数や交通の利便性、地域の特徴から見た不動産投資におすすめのJR中央本線沿いの駅を名古屋地区に絞ってご紹介します。名古屋で不動産投資を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 suggest2 JR中央本線(名古屋地区)は、愛知県にある名古屋駅から岐阜県の中津川駅、長野県の塩尻駅などを結ぶ路線 乗降客数と朝の混雑状況から見る人気駅は、鶴舞駅・千種駅・大曽根駅 JR東海 中央本線で交通利便性が高い駅は、名古屋駅・金山駅 JR東海 中央本線とは? JR中央本線は、東京駅から長野県の塩尻駅、岐阜県の中津川駅などを経由し、名古屋駅までを結ぶ路線です。東京駅から塩尻駅まではJR東日本が、名古屋駅から塩尻駅まではJR東海が管轄しています。 名古屋駅から塩尻駅までのJR東海区間には40の駅があり、名古屋駅から中津川駅までは名古屋圏の通勤・通学路線として多くの方に利用されています。普通列車や快速列車の他、有料快速列車・ホームライナーも運行されており、東京や長野、岐阜、山梨などへの長距離移動にも使われている路線です。 また名古屋市内では、名古屋駅・金山駅・鶴舞駅・千種駅・大曽根駅といった複数の駅に停車し、地下鉄線や名鉄線などへの乗り換えにも便利です。 乗降客数と朝の混雑状況から見るJR中央本線(名古屋地区)の人気駅3選 JR中央本線(名古屋地区)沿いで不動産投資を検討する際は、主要駅への近さだけで判断しないことが大切です。実際に住んでいる人が多ければ、賃貸需要は高いと考えられるでしょう。ここでは、JR中央本線(名古屋地区)沿いの各駅における乗降客数と朝ラッシュ時間帯の混雑状況を参考に、特に利用者が多いと考えられる、以下3つの駅をご紹介します。 鶴舞 千種 大曽根 ※参考:国土交通省.「駅別乗降客数 2024年度(令和6年度)版」.(参照2026-05-20). 鶴舞 鶴舞駅は名古屋市中区にある駅で、JR中央本線と名古屋市営地下鉄鶴舞線の2路線を利用できます。JRと地下鉄を使い分けられるため、名古屋駅や金山駅方面だけではなく名古屋市内の各方面へも移動しやすい環境です。 駅周辺は、自然と都市機能が調和したエリアです。駅からすぐの場所には「鶴舞公園」があり、春には桜、梅雨の時期には紫陽花や菖蒲などを楽しめます。「さくら名所100選」にも選ばれている公園で、都心にいながら四季の移ろいを感じられる点が魅力です。 また名古屋大学医学部附属病院をはじめとする医療機関や、名古屋大学・名古屋工業大学などの大学が点在しており、医療機関・教育機関に勤務する方や、学生の生活拠点としても選ばれやすいでしょう。 スーパーマーケットやコンビニエンスストア、飲食店、商店街、警察署などもあり、生活利便性も高く暮らしやすいエリアです。 table2 項目 内容 所在地 愛知県名古屋市中区 乗降者数(2024年度) 1日当たりの想定乗降者数:4万671人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 名古屋駅まで約8分、金山駅まで約3分 利用可能路線 JR中央本線、名古屋市営地下鉄鶴舞線 千種 千種駅は名古屋市千種区にある駅で、JR中央本線と名古屋市営地下鉄東山線の2路線を利用可能です。徒歩圏内には今池駅や新栄町駅、車道駅があり、目的地に応じて複数の路線・駅を使い分けられます。 駅周辺には、オフィスビルや予備校、専門学校などが複数立ち並び、ビジネスパーソンや学生の往来が多い傾向にあります。一方で、少し離れると落ち着いた住宅街も広がっており、都心への近さと暮らしやすさを両立しやすいエリアです。 駅周辺には、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、飲食店などもそろっています。平和公園や覚王山日泰寺といった、自然や歴史を感じられる場所もあり、休日の散策やリフレッシュにも適しています。 table2 項目 内容 所在地 愛知県名古屋市千種区 乗降者数(2024年度) 1日当たりの想定乗降者数:5万2,832人 朝ラッシュの混雑度 <新守山→大曽根>6:49~7:49の混雑率 97%7:49~8:49の混雑率 109%8:49~9:49の混雑率 64%※2020年度 主要駅への所要時間 名古屋駅まで約21分(東山線を使えば9分)、金山駅まで約6分 利用可能路線 JR中央本線、名古屋市営地下鉄東山線 ※参考:国土交通省.「JRにおける各区間の混雑の見える化」.(参照2026-05-20). 大曽根 大曽根駅は名古屋市東区にある駅で、JR中央本線の他に、名古屋市営地下鉄名城線や名鉄瀬戸線を利用できます。ガイドウェイバス・ゆとりーとラインの始発となる場所で、守山駅や白沢渓谷駅、小幡緑地駅などにもアクセス可能です。 駅周辺には、ドーム球場「バンテリンドーム ナゴヤ(旧:ナゴヤドーム)」があります。野球観戦やコンサートなどのイベントを気軽に楽しめる環境で、休日の過ごし方の選択肢も広がりやすいでしょう。 また徒歩圏内には日本庭園「徳川園」もあり、秋の紅葉や冬の寒牡丹など、季節の移り変わりを身近に感じられるでしょう。都市の利便性に加え、文化や自然に触れられる点も魅力の一つです。 駅周辺には、スーパーマーケットや日用品を扱う店舗、コンビニエンスストア、飲食店などがそろっている他、ショッピングモール「イオンモールナゴヤドーム前」もあり、日常の買い物には困りません。交通利便性と生活利便性のどちらも重視する方にとって、暮らしやすいエリアといえるでしょう。 table2 項目 内容 所在地 愛知県名古屋市東区 乗降者数(2024年度) 1日当たりの想定乗降者数:6万6,113人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 名古屋駅まで約13分、金山駅まで約8分 利用可能路線 JR中央本線、名古屋市営地下鉄名城線、名鉄瀬戸線 交通の利便性から見るJR中央本線(名古屋地区)の人気駅2選 不動産投資では、複数の路線を利用できる駅や、主要駅へ短時間で移動できる駅の周辺エリアも有力な候補になります。交通利便性の高い駅が最寄りの物件は人気が衰えにくく、安定した賃貸需要を期待できるでしょう。 ここでは、JR中央本線(名古屋地区)の中でも交通の利便性に優れている、以下2つの駅をご紹介します。 名古屋 金山 名古屋 名古屋駅は名古屋市中村区にある駅で、JR中央本線をはじめ、JR東海道本線・関西本線、東海道新幹線、名古屋市営地下鉄東山線・桜通線、名鉄名古屋本線、近鉄名古屋線などを利用できます。東京や大阪方面へも移動しやすく、名古屋を代表するターミナル駅です。 駅周辺には、オフィスビルや商業施設、ホテルなどが集まっています。「JRセントラルタワーズ」「タカシマヤ ゲートタワーモール」「ミッドランドスクエア」などの大型商業施設も多く、買い物や外食、旅行などさまざまな目的で多くの人が行き交うエリアです。 一方で駅から少し離れると、マンションや住宅街も見られます。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストア、銀行、郵便局、病院なども周辺にそろっているため、生活に必要な用事を済ませやすい環境です。 また近代的な商業施設が立ち並ぶ中、徒歩圏内には円頓寺商店街のように昔ながらの雰囲気を感じられる場所もあります。交通利便性と生活利便性を両立させたい単身者やビジネスパーソンからの、一定の賃貸需要を見込めるでしょう。 table2 項目 内容 所在地 愛知県名古屋市中村区 乗降者数(2024年度) 1日当たりの想定乗降者数:41万6,867人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 金山駅まで約4分 利用可能路線 JR中央本線、JR東海道本線、JR関西本線、東海道新幹線、名古屋市営地下鉄東山線・桜通線、名鉄名古屋本線、近鉄名古屋線、あおなみ線 金山 金山駅は名古屋市中区にある駅で、JR中央本線の他にJR東海道本線、名古屋市営地下鉄名城線・名港線、名鉄名古屋本線を利用可能です。複数路線が集まる交通結節点ともいえます。 駅周辺は、商業施設や飲食店が集まるにぎやかなエリアです。駅の北側には、大型商業施設「アスナル金山」があります。カフェや居酒屋、専門店なども多く、外食や買い物に便利な環境です。 駅から徒歩圏内には、ショッピングモール「イオン金山店」もあり、生活用品や衣料品などをそろえやすいでしょう。また歩いて5分程度の場所にある「日本特殊陶業市民会館」では、コンサートや演劇、講演などが開催されており、文化施設としても利用されています。 一方で駅から少し離れると、落ち着いた住宅街もあります。木々に囲まれた「古沢公園」もあり、都市部にありながら身近に緑を感じられる環境です。都心に近いながらも、暮らしやすさを重視している方からの賃貸需要を見込めるでしょう。 table2 項目 内容 所在地 愛知県名古屋市中区 乗降者数(2024年度) 1日当たりの想定乗降者数:14万708人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 名古屋駅まで約5分 利用可能路線 JR中央本線、JR東海道本線、名古屋市営地下鉄名城線・名港線、名鉄名古屋本線 JR中央本線(名古屋地区)で注目の開発情報 JR中央本線(名古屋地区)沿線で不動産投資を検討する際は、駅周辺の開発情報も確認しておきましょう。駅や周辺施設の整備が進むと、人の流れが増えて将来的な賃貸需要にもプラスに働く可能性があります。 ここでは、JR中央本線(名古屋地区)沿線で注目したい以下3つの開発情報をご紹介します。 鶴舞公園リニューアル 名古屋駅のスーパーターミナル化 金山エリアの再開発 鶴舞公園リニューアル 鶴舞駅周辺で注目したい開発情報の一つが、鶴舞公園のリニューアルです。2023年5月、鶴舞公園の一部エリアで整備が行われ、新たな商業施設「TSURUMA GARDEN」が開業しました。 リニューアルでは、歴史・文化的資産を生かしながら、公園の景観や自然と調和した空間づくりが行われています。清潔なトイレや休憩所が整備された他、園路やスロープのバリアフリー化も進められました。 また「TSURUMA GARDEN」には、スイーツ・食料品を扱う店舗や飲食店などがそろっており、公園を散策する人だけではなく、買い物や食事を楽しみたい人にとっても利用しやすい空間になっています。 鶴舞公園の利便性や快適性が高まることで、自然を身近に感じながら暮らしたい方や、休日の過ごしやすさを重視する方からの賃貸需要にもつながる可能性があります。 名古屋駅のスーパーターミナル化 名古屋駅周辺では、リニア中央新幹線の開業を見据えたまちづくりが進められています。その方向性を示すものが、名古屋市によって2014年に策定された「名古屋駅周辺まちづくり構想」です。 この構想では、名古屋駅を国際的・広域的な役割を担う圏域の拠点として位置付けています。誰にとっても使いやすい国際レベルのターミナル駅を目指し、駅前広場周辺の再整備や、分かりやすい乗り換え空間の形成などが進行中です。 また高速道路の整備をはじめとした、広域交通との接続性を高める取り組みも行われています。鉄道だけではなく、車やバスなども含めた移動環境が整えば、名古屋駅周辺は広域交通の拠点としてさらに存在感を高めていくでしょう。周辺で働く人や移動拠点として利用する人も増え、賃貸需要にも良い影響を与える可能性があります。 金山エリアの再開発 金山駅周辺では、大型商業施設のアスナル金山の再整備や、新たな劇場の整備を中心とした再開発が検討されています。 先述した通り、金山駅は複数路線が集まる交通の要衝です。名古屋市内外から人が集まりやすいエリアである一方で、来訪者の行動範囲が駅周辺に限定されやすいという課題があります。再開発によって商業機能や文化機能がさらに充実すれば、駅周辺だけではなく、地域全体のにぎわい創出にもつながるでしょう。 なお、アスナル金山は元々2028年2月で閉鎖され、新たな複合施設が建設予定でしたが、2036年3月まで存続する方針が示されています。その後の整備内容については、今後改めて検討される見込みです。 金山エリアの魅力が高まれば、通勤・通学の利便性だけではなく、商業施設や文化施設の利用のしやすさを重視する層からの賃貸需要にもつながる可能性があります。 JR中央本線(名古屋地区)沿いで不動産投資を検討しているならエスリードにご相談ください! JR中央本線(名古屋地区)は、名古屋駅や金山駅、鶴舞駅、千種駅、大曽根駅などを通る路線です。複数路線に乗り換えられる駅も多く、名古屋市内外へ移動しやすいだけではなく、生活利便性の高いエリアも点在しています。 不動産投資を成功させるには、乗降客数や交通の利便性だけではなく、駅周辺の施設や生活環境、開発情報なども確認することが大切です。長期間安定した賃貸需要が見込めるエリアを見極めるには、地域事情に詳しく信頼できる不動産会社へ相談するとよいでしょう。 エスリード株式会社は、名古屋エリアや関西エリアの不動産事情に精通している不動産デベロッパーです。将来にわたって需要が見込まれるエリアの物件を多数取り扱っているため、JR中央本線(名古屋地区)沿いで不動産投資をお考えの方は、お気軽にエスリードへご相談ください。 名古屋で販売中のエスリードの物件 名古屋で販売中のエスリードの投資用物件は以下の通りです。名古屋で不動産投資をお考えの方はぜひチェックしてみてください。(※2026年5月20日時点の情報です) エスリード名古屋STATION NORTH エスリード 鶴舞シエスタ エスリード名古屋サザンプレイス エスリード鶴舞グランパークス エスリード桜山ル・ヴェール エスリード 大曽根アヴェール エスリード栄エステージ エスリード 東別院ザ・セントレ
【無料エクセルシートDL付】不動産投資で欠かせないシミュレーションの考え方|必要な情報や注意すべきポイントを解説
不動産投資では事前に収支シミュレーションを行いますが、初心者の場合、表面利回りやローン返済額だけを確認すればよいと考えてしまいがちです。しかし、空室や滞納による損失や、運営費用、融資条件、税金などを含めて考えなければ、正しい収支は分かりません。 本記事では、不動産投資で必要なシミュレーションの考え方や要素、押さえておくべきポイントなどを解説します。正しいシミュレーションをすることは、無理のない不動産投資を行う上で重要です。これから不動産投資を始めようとしている方は、ぜひ参考にしてください。 suggest2 不動産投資では、キャッシュフローやローン定数K、損益分岐売却価格などのシミュレーションをして全体の収支を確認することが大切 シミュレーションに必要な情報は事前に漏れなく、かつ正確に集めておく 諸費用の考え方や家賃の下落周期・下落率、空室率、借入金の元金の減り方などによっても、シミュレーション結果が変わるので注意が必要 またエスリードでは、無料で不動産投資のシミュレーションができるシートをご用意しています。以下からお気軽にダウンロードしてみてください。 不動産投資ではどんなシミュレーションが必要? インターネット上には不動産投資に関連するさまざまな簡易シミュレーションが存在していますが、それらは物件の利回りやローンの返済額など、それぞれ単体の情報しか分からないことがほとんどです。 しかし不動産投資において、物件の利回りだけ、あるいはローン返済額だけを切り取って見ても、全体の収支に問題がないかどうかは判断できません。実際の運用では、空室や滞納による損失が起こり得る他、運営費用や保険料、税金などもかかります。 現実的なシミュレーションをするには、複数の指標を踏まえた上で総合的に考えなければなりません。ここからは不動産投資のシミュレーションで考慮すべき以下の指標について、ご紹介します。 キャッシュフロー(実効総収入(EGI)・純営業収益(NOI)・税引前キャッシュフロー(CF)・税引後キャッシュフロー(CF)) ローン定数K 損益分岐売却価格 キャッシュフロー 不動産投資のキャッシュフローとは、投資の収益から支出を差し引いたときに手元に残るお金のことです。キャッシュフローを考えるときは、家賃収入はもちろんのこと物件の購入時や運用中にかかる費用についても整理しましょう。 不動産投資で物件の収益力を見るとき、まず目にしやすいのが利回りです。中でも、単に「利回り」とだけ書かれている場合は、表面利回りを示しているケースが多いでしょう。表面利回りとは物件価格に対する年間の家賃収入の割合で、計算式は以下の通りです。 表面利回り = 年間家賃収入 ÷ 物件価格 × 100 例えば、年間家賃収入が84万円、物件価格が2,000万円なら、表面利回りは4.2%です。 ただし、表面利回りだけでは実際の手残りは分かりません。なぜなら、不動産投資では年間を通して常に満室であるとは限らず、家賃滞納が起こることもあるためです。さらに運用中は管理費や修繕費用、保険料、税金なども発生します。また不動産投資では融資を受けることが一般的なので、毎月、元金と利息の返済もしなければなりません。こうした支出を反映しないままでは、運用中の収支を正しく判断できないでしょう。 そのため不動産投資では表面利回りだけを見るのではなく、現実に近いキャッシュフローをシミュレーションすることが大切です。具体的には、空室や滞納を加味した実効総収入を計算した上で運営にかかる費用、ローン返済、税金などを差し引いて、手元にどれくらいお金が残るのかを確認します。 キャッシュフローの計算に欠かせない、以下の指標について詳しく見ていきましょう。 実効総収入(EGI) 純営業収益(NOI) 税引前キャッシュフロー(CF) 税引後キャッシュフロー(CF) 実効総収入(EGI) キャッシュフローを考える上で、最初に押さえたいのが実効総収入(EGI)です。実効総収入とは空室や滞納による損失を加味した後の、年間家賃収入を指します。一方で、常に満室で家賃の滞納もなく、損失が全くない前提で計算した年間家賃収入は、総潜在収入(GPI)と呼ばれます。 実効総収入(EGI)の計算式は以下の通りです。 実効総収入(EGI) = 総潜在収入(GPI) – 空室や滞納による損失 空室や滞納による損失は、新築物件の場合、総潜在収入(GPI)の3%程度を見込むとよいでしょう。「第11回 全国賃貸住宅実態調査報告書」によると、区分・単身向け物件の2022年の空室率は全国で2.33%、東京都で2.35%、大阪府で2.54%でした。このデータを踏まえると、空室や滞納による損失を3%程度で見込むことは現実的な目安といえます。 中古物件の場合、築浅であれば総潜在収入(GPI)の3%程度を目安にするとよいでしょう。一方で築30年を超えるのであれば、立地や管理状況によって空室期間が長引く可能性もあるため、総潜在収入(GPI)の5%程度を見込んでおくと、より現実に近いシミュレーションになるはずです。 また賃貸住宅の平均居住期間に関する調査「2022年日管協短観」では、単身世帯の平均居住期間は3年3カ月、ファミリー世帯は5年1カ月とされています。入退去は一定の周期で発生するため、空室が発生する頻度も考慮しておきましょう。 例えば、新築ワンルームマンションを家賃8万円で貸し出すケースを考えてみます。総潜在収入(GPI)は、8万円 × 12カ月で96万円です。また空室や滞納による損失を総潜在収入(GPI)の3%とすると、96万円 × 3%で2万8,800円となります。これらの数値から、実効総収入(EGI)は96万円 -2万8,800円 = 93万1,200円となることが分かります。 ※参考:IREM JAPAN(全米不動産管理協会日本支部).「第11回 全国賃貸住宅実態調査報告書」.(参照2026-05-15). ※参考:日管協.「賃貸住宅の平均居住期間に関する調査「2022年日管協短観」を発表」.(参照2026-05-15). 純営業収益(NOI) 実効総収入(EGI)を計算したら、次に確認したいのが純営業収益(NOI)です。純営業収益とは、実効総収入(EGI)から、その物件を運営するために必要な費用を差し引いた金額を指します。 純営業収益(NOI)の計算式は以下の通りです。 純営業収益(NOI) = 実効総収入(EGI) – 運営費用 物件の運営費用には、委託管理の管理手数料、固定資産税・都市計画税、火災保険料・地震保険料、原状回復費用、修繕費用などが含まれます。購入前の段階では具体的な金額が分からないこともあるため、それぞれの費用を一定の割合で見込んでおくとよいでしょう。主な物件の運営費用の目安は、以下の通りです。 table2 費用項目 目安 委託管理手数料 年間賃料収入の5〜10%程度(一般的には5%前後、地方や物件種別によっては10%近くになることも) 固定資産税・都市計画税 物件価格の0.8〜1.5%程度/年(固定資産税0.7〜1.2%+都市計画税0〜0.3%程度)年間賃料収入の5〜15%程度に相当することが多い 火災保険料・地震保険料 年間賃料収入の0.5〜2%程度(建物の構造・築年・補償内容にもよる) 原状回復費用 年間賃料収入の1〜3%程度(入居者の平均居住期間や解約の頻度にもよる)退去ごとに数万〜数十万円、2〜3年ごとに発生するケースが多い 修繕費用 年間賃料収入の4〜8%程度(築年数・規模にもよる)築古物件の場合、上振れリスクもあるため注意が必要 これらの費用を合計すると、運営費用は総潜在収入(GPI)の20〜30%程度になるケースが多いです。そのためシミュレーションでは、物件ごとの条件を確認しつつ、運営費用を総潜在収入(GPI)の20〜30%程度で見込んでおくのがよいでしょう。 新築ワンルームマンションを家賃8万円で貸し出す場合、前項で求めた実効総収入(EGI)は93万1,200円でした。運営費用を総潜在収入(GPI)である96万円の20%と仮定すると、96万円 × 20%で19万2,000円です。したがって、純営業収益(NOI)は93万1,200円 – 19万2,000円 = 73万9,200円となります。 ここまで計算すれば、その物件がローン返済前の段階でどれくらいの収益力を持つのかが分かります。 税引前キャッシュフロー(CF) 不動産投資では、金融機関から融資を受けて物件を購入するのが一般的です。そのためシミュレーションでは、ローンの返済額まで含めて考えなければなりません。その際に確認するのが、税引前キャッシュフロー(CF)です。 税引前キャッシュフロー(CF)とは、純営業収益(NOI)から、年間の元利返済額(元金と利息を合わせたローンの返済額)を差し引いた金額を指します。つまりローン返済後にどれくらいお金が残るのかを確認できるのです。税引前キャッシュフロー(CF)の計算式は、以下の通りです。 税引前キャッシュフロー(CF) = 純営業収益(NOI) – 年間元利返済額 新築ワンルームマンションを家賃8万円で貸し出す場合、純営業収益(NOI)は73万9,200円でした。ここで以下の条件で融資を受けた場合の、税引前キャッシュフロー(CF)を計算してみましょう。 借入金額:2,000万円 金利:2.0% 融資期間:35年(元利均等返済) 年間元利返済額:79万5,024円 この場合、税引前キャッシュフロー(CF)は、73万9,200円 – 79万5,024円 = ▲5万5,824円です。 このようにNOIが黒字でも、ローンの返済額まで含めると手残りがマイナスになることがあります。表面利回りやNOIだけを見て判断すると、実際の収支とのズレが生じやすくなるでしょう。不動産投資を検討するなら、最低限税引前キャッシュフロー(CF)まではシミュレーションしておくことが大切です。 税引後キャッシュフロー(CF) 税引後キャッシュフロー(CF)とは、税引前キャッシュフロー(CF)から所得税や住民税、個人事業税などの税金を差し引いた後の金額です。実際に手元に残るお金をより正確に把握するには、ここまで確認しておく必要があります。 税金を計算するときに重要になるのが、減価償却費です。減価償却とは、建物などの固定資産の購入費を耐用年数に応じて分割し、毎年経費計上する考え方です。不動産投資では、減価償却費を必要経費として計上できます。その結果、不動産所得が帳簿上の赤字になった場合、会社員であれば給与所得と損益通算することによって課税所得を抑えられ、所得税や住民税の負担を軽減できる可能性があります。 ただし区分マンション投資の場合、物件価格の全額を減価償却できるわけではありません。物件価格には土地の持ち分が含まれているため、建物価格と土地価格を分けて考える必要があると認識しておきましょう。 税引後キャッシュフロー(CF)を正しくシミュレーションするには、建物の耐用年数や価格を確認し、減価償却費を適切に計算することが大切です。 ローン定数K ローン定数Kとは、総借入金額に対して、年間でどの程度の割合でローンを返済しているのかを示す指標です。 ローン定数Kの計算式は、以下の通りです。 ローン定数K = 年間元利返済額 ÷ 総借入金額(残高) 不動産投資では、同じ借入金額でも、金利や返済期間が変われば毎年の返済負担も変わります。ローン定数Kは、金融機関の融資条件を比較するときや、その借り入れが無理のない水準かを考えるときに役立つでしょう。 ここで併せて確認したいのが、NOI利回りです。NOI利回りとは、純営業収益(NOI)を物件価格で割った割合を指します。計算式は以下の通りです。 NOI利回り = 純営業収益(NOI) ÷ 物件価格 例えば新築ワンルームマンションを家賃8万円で賃し出し、純営業収益(NOI)が73万9,200円、物件購入費用が2,100万円(物件価格2,000万円 + 初期費用100万円)と仮定した場合、NOI利回りは73万9,200円 ÷ 2,100万円 = 3.52%です。 このNOI利回りがローン定数Kを上回っていれば、物件の収益力が返済負担を上回っている状態といえます。一般に、この状態は健全なレバレッジ(順レバ)といわれます。反対に、NOI利回りがローン定数Kを下回っている場合は、物件の収益力よりも返済負担の方が重いということです。これを不健全なレバレッジ(逆レバ)といいます。 実際に2つの融資例を見てみましょう。 <融資例①> 借入金額:2,000万円 金利:1.0% 融資期間:35年(元利均等返済) 年間元利返済額:約67万7,486円 NOI利回り:3.52% 上記の条件で融資を受けた場合のローン定数Kは、約67万7,486円 ÷ 2,000万円 = 約3.39%です。NOI利回りがローン定数Kよりも約0.13ポイント、上回っています。 <融資例②> 借入金額:2,000万円 金利:2.0% 融資期間:35年(元利均等返済) 年間元利返済額:約79万5,024円 NOI利回り:3.52% 上記の条件で融資を受けた場合のローン定数Kは、約79万5,024円 ÷ 2,000万円 = 約3.98%です。ローン定数がNOI利回りよりも約0.46ポイント、上回っています。 上記の融資例では、①は健全なレバレッジ、②は不健全なレバレッジとなりました。つまり①の方は、物件の収益力が返済負担を上回っているため、収益を得やすい状態といえます。一方で②の方は、返済負担が物件の収益力を上回っているため持ち出しが発生しやすく、収支を圧迫しやすいでしょう。 このように比較することで、融資条件が不動産投資の成否に与える影響がよく分かります。金利や返済期間だけを見るのではなく、ローン定数KとNOI利回りの関係まで確認することで、その融資条件が本当に妥当かを判断しやすくなるでしょう。 損益分岐売却価格 不動産投資のシミュレーションでは、運用中の収支だけではなく、売却時の損益についても押さえておくことが大切です。そのときに役立つのが、損益分岐売却価格です。損益分岐売却価格とは、不動産投資全体の収支がちょうど0になる売却価格を指します。つまり、損益分岐売却価格以上の金額で売却できなければ、最終的な収支はマイナスになることを認識しておきましょう。 損益分岐売却価格は、物件の保有期間によって変わります。運用を続けるほどローン残債は減っていくため、保有年数が長いほど損益分岐売却価格は下がるのが一般的です。短期間で売却をする場合、ローン残債が多く残っているケースが多いため、より高い価格で売却しなければ赤字になってしまうでしょう。 損益分岐売却価格の計算式は、以下の通りです。 損益分岐売却価格 = ローン残債 + 手出し累計 – 手残り累計 正確に損益分岐売却価格の計算をするには、購入時の諸費用や売却時の諸費用も加味する必要があります。売却価格だけをざっくり見るのではなく、最終的にどの程度支出が発生するのかや、手元にいくら残るのかまで見ておくことが大切です。 シミュレーションに必要な情報 不動産投資のシミュレーションでは、条件が1つ変わるだけでもキャッシュフローや損益分岐売却価格などが変わってきます。そのためシミュレーションを行う前には、必要な情報をできるだけ漏れなく正確に集めておくことが大切です。 ここからは、以下の項目に分けて最低限確認しておきたい情報をご紹介します。 物件に関する情報 物件購入時の諸費用 不動産投資ローンの条件 物件の家賃・空室率 年間の諸経費 物件売却時の諸費用 物件に関する情報 不動産投資のシミュレーションを行うときは、物件そのものの情報を整理する必要があります。特に重要なのは、物件価格をそのまま1つの金額として見るのではなく、土地と建物に分けて把握することです。先述した通り建物部分は減価償却の対象になりますが、土地部分は対象外であるためです。 また新築か中古かによっても、空室率や修繕費、建物の法定耐用年数などが変わってくることを押さえておきましょう。事前に確認しておくべき、主な物件に関する情報は以下の通りです。 table2 項目 概要 土地価格 物件価格のうち土地に当たる部分減価償却の対象外 建物価格 物件価格のうち建物に当たる部分減価償却の対象 新築/中古 空室率や修繕費用などに影響する 築年数 家賃の下落や修繕タイミングなどを考える際の目安になる 修繕履歴 中古物件の場合、確認しておく将来の修繕費を考える材料になる 法定耐用年数 減価償却期間や融資期間の目安となる中古物件の場合、残存耐用年数を確認しておく 物件購入時の諸費用 物件を購入する際には、さまざまな諸費用が発生します。これらを見落としたまま購入してしまうと、購入時に必要な自己資金が足りなくなったり、収支計画と大きく乖離したりする恐れがあります。事前に確認しておくべき、主な物件購入時の諸費用は以下の通りです。 table2 項目 概要 消費税(建物部分) 物件価格のうち土地に当たる部分減価償却の対象外 印紙税 不動産売買契約書や金銭消費貸借契約書などにかかる税金 登録免許税 所有権移転登記や抵当権設定登記にかかる税金 司法書士手数料 司法書士へ登記手続きを依頼する場合に発生する手数料 仲介手数料 仲介会社を利用した場合のみ、発生する費用 不動産取得税 不動産を取得した後に課される地方税 固定資産税・都市計画税の清算金 中古物件を購入して年の途中で所有者が変わる場合に発生するその年の固定資産税や都市計画税を日割り計算して、買主と売主で分担することが一般的 不動産投資ローンの条件 シミュレーションでは、不動産投資ローンの条件も細かく確認しておくことが重要です。特に借入金額や自己資金、金利、返済期間などは、毎年のキャッシュフローに直結します。事前に確認しておくべき、主な不動産投資ローンの条件は以下の通りです。 table2 項目 概要 借入金額 金融機関から借り入れる金額 頭金 物件購入時に自身で用意する資金物件価格から借入金額を差し引いたもの 金利(年利) 借入金に対してかかる利率 返済期間 不動産投資ローンを返済する期間 返済回数 通常は年に12回(毎月1回返済)会社員の場合、本業の賞与タイミングに返済回数を増やすボーナス併用返済や繰り上げ返済などもある 年間元利返済額 1年間で返済する元金と利息の合計額 物件の家賃・空室率 不動産投資では、購入時点の家賃がそのまま何十年も続くとは限りません。周辺の家賃相場や物件の築年数によって、家賃を見直す場面が出てくることがあります。周辺の類似物件の家賃相場や築年数ごとの賃料差を確認すると、家賃の下落率を想定しやすいでしょう。 また空室率は0%とするのではなく、入居者が見つからない場合や退去してしまった場合を想定して見積もることが大切です。事前に確認しておくべき、主な物件の家賃・空室率は以下の通りです。 table2 項目 概要 対象物件の家賃 物件の賃料 家賃以外の収入 駐車場代や共益費など、家賃以外の収入 周辺の家賃相場 自身の物件の家賃が相場とかけ離れていないかを比較するための目安 空室・滞納率 自身の物件の空室の発生率や、家賃の滞納率を加味する 家賃の下落タイミング 家賃を何年ごとに見直す想定にするか 家賃の下落率 家賃の見直し1回に対して、どれだけ下げる前提にするか 年間の諸経費 不動産投資では、運営中に複数の諸経費がかかります。家賃収入を得られても、経費が想定より多ければ、手元に残るお金はその分減ってしまうでしょう。 また諸経費には、毎月ほぼ一定で発生するものと、入居者の退去や修繕のタイミングでまとまって発生するものの2つがあります。そのため短期間の諸経費だけで見るのではなく、ある程度長期間で見込んでおくことが大切です。 事前に確認しておくべき、主な年間の諸経費は以下の通りです。 table2 項目 概要 管理費 マンションやアパートの場合、共用部分の維持管理のためにかかる費用 管理委託費 マンションやアパートの管理を、不動産管理会社へ依頼する場合の費用 修繕費 建物や設備の補修、交換にかかる費用 固定資産税・都市計画税 毎年1月1日に土地や建物を所有している人が負担する税金 地震保険料・火災保険料 災害や火災に備えるための保険料災害や火災によって建物が損壊したときに、保険金をローンの返済や建物の修繕に充てられる 原状回復費用 入居者が退去した後、貸し出した際の状態に戻すための費用 修繕積立金 マンションやアパートで将来の大規模修繕に備えて積み立てる費用 物件売却時の諸費用 不動産投資のシミュレーションでは、売却時にかかる費用も見込んでおかなければなりません。売却価格だけを見て利益が出ると判断しても、実際には諸費用を差し引くと手残りが想定より少なくなることがあります。損益分岐売却価格を考える上でも、かかり得る費用を押さえておきましょう。 特に見落としやすいのが、税金と各種手数料です。売却益が出た場合には譲渡所得税が発生する可能性がある上に、仲介業者を通して売却をするなら仲介手数料もかかります。事前に確認しておくべき、主な売却時の諸費用は以下の通りです。 table2 項目 概要 譲渡所得税 売却によって利益が出た場合にかかる税金所得税と住民税の合算売却する不動産の所有期間によって税率が異なる 仲介手数料 仲介業者を利用して売却した場合のみ、発生する費用 登記費用 売主が抵当権抹消登記費用を負担するケースが多い ローン返済手数料 ローン返済額が残っている場合、売却時に一括で返済をしなければならないそれに伴って発生する手数料 印紙税 売買契約書にかかる税金 シミュレーション時に確認すべきポイント 必要な情報をそろえても、前提条件の設定が適切でなかったり、必要な費用を入れ忘れていたりすれば、正確なシミュレーションはできません。そのためシミュレーションをする際には、以下で紹介するポイントを押さえておくことが大切です。 購入時や売却時の諸費用が含まれているか ローンの借入金額に意図せず諸費用が含まれていないか 家賃の下落周期・下落率は適切か 空室率は適切か ローン返済シミュレーションの元金の減り方は適切か それぞれについて詳しく見ていきましょう。 購入時や売却時の諸費用が含まれているか 先述した通り、物件の購入時や売却時にはさまざまな諸費用がかかります。しかし簡易的なシミュレーションでは、物件価格や家賃、ローン返済額だけが想定されており、諸費用が考慮されていないケースもあります。その場合、実際よりも収益性が高くなってしまうでしょう。 正しいシミュレーションを行うには、購入時と売却時の費用を全て含めることが大切です。抜け漏れがないかをしっかりと確認してください。 ローンの借入金額に意図せず諸費用が含まれていないか シミュレーションを見るときは、借入金額の内訳も確認する必要があります。「本来は購入時に自己資金で支払う想定だった諸費用が、借入金額に含まれて計算されていた」というケースなどがあるためです。こうした前提のズレがあると、自己資金の額や月々の返済額を正しく算出できません。 物件購入時の諸費用を借入金に含めることを、オーバーローンといいます。オーバーローンは手元資金を抑えられる一方で、返済総額が増えてしまいます。また諸費用にも利息が上乗せされることになるので年間元利返済額は大きくなりやすく、キャッシュフローが悪化する可能性があります。基本的に物件購入時の諸費用は、手元資金で支払うようにしましょう。 その上でシミュレーションをする際には、ローンの借入金額に意図せず諸費用が含まれていないかをチェックしてください。 家賃の下落周期・下落率は適切か 不動産投資のシミュレーションでは、家賃が将来どのように変動するかを適切に見込んでおくことが大切です。一般的に築年数がたつにつれて、家賃は下がっていく傾向にあります。そのため不動産投資を始めたときに設定した家賃が、何十年も変わらない前提で試算するのは現実的ではありません。 一方で、条件を厳しくすればよいというわけでもありません。例えば、新築の物件であるのに、たった5年で家賃が10%下落する設定にした場合、適切とはいえないでしょう。大切なのは、現実に近いラインで家賃の下落周期・下落率を考えることです。 家賃の下落周期の考え方 家賃の下落周期を考える上では、入居者の平均入居期間が参考になります。公益財団法人日本賃貸住宅管理協会日管協総合研究所による調査では、2023年度の首都圏における平均居住期間は以下の通りでした。 全体:4年5カ月 単身:3年7か月 ファミリー:5年5カ月 つまり、約3~5年に一度は入退去の機会が訪れる傾向にあることが分かります。ただし、退去の度に毎回家賃を下げる必要はありません。実際には、物件の立地や建物・設備の状態、募集時の周辺相場などによって、同じ賃料で次の入居者が決まることもあります。 そのためシミュレーションでは、6~10年に一度のタイミングで家賃を見直す想定をしておくのが一つの方法です。もちろん、これは全ての物件に当てはまる固定ルールではありません。駅近で需要が下がりにくい物件と、そうではない物件とでは、見直しの頻度は変わります。自分の検討している物件の立地や空室の状況などに合わせて、適切な下落周期を設定しましょう。 ※参考:公益財団法人日本賃貸住宅管理協会日管協総合研究所.「第28回 賃貸住宅市場景況感調査『日管協短観』2023年4月~2024年3月」.(2024-11). 家賃の下落率の考え方 家賃の下落率については、周辺の家賃相場を参考にする方法があります。具体的には、運用予定の物件と類似している立地や広さ、設備の物件をいくつか調査し、築何年で家賃がどの程度なのかを確認しましょう。これにより築年数ごとの家賃の目安が分かります。 ただし、家賃相場は、あくまで現在の物価や需給を前提として設定されているものです。例えば、インフレによって物価や人件費、建築費などが上昇している状況では、周辺の家賃相場も上がりやすくなるため、築年数の経過による家賃の下落周期や下落率が緩やかになる可能性もあります。だからこそ、1つの前提だけで結論を出すのではなく、複数のパターンを用意しておくのがおすすめです。例えば、家賃の下落率が5%の場合と10%の場合でそれぞれどの程度収支が変わるのかを確認しましょう。 空室率は適切か 不動産投資において空室率が高い状態が続くと、その分だけ家賃収入は減ってしまいます。シミュレーションの段階で空室率を適切な値に設定しておかないと、実際に運用を始めてから空室が埋まらず、想定していた収支計画が崩れてしまうかもしれません。 まず、空室率0%を前提にするのは不自然であることを認識しておきましょう。賃貸住宅では、どのような物件であっても入居者が退去するタイミングが訪れます。すぐに次の入居者が見つかったとしても、原状回復工事や入居日の調整などがあるため、一定の空室期間は発生することが一般的です。いくら条件の良い物件でも、全く空室が出ないとは考えにくいでしょう。 そのためシミュレーションでは、一定の空室を見込んでおく必要があります。公益財団法人日本賃貸住宅管理協会日管協総合研究所による調査では、2023年度の首都圏における委託管理物件の入居率は95.6%でした。つまり空室率は4.4%ということです。築年数を考慮するなら、新築で約3%、中古で5~10%程度にするのがよいでしょう。 例外としてサブリースを利用する場合は、投資家視点では空室率が0%になるケースもあります。サブリースとは、サブリース会社が物件を一括で借り上げ、入居者の有無にかかわらず一定の賃料を支払う仕組みです。この場合、空室が発生した際の影響を直接受けにくいでしょう。 ただしサブリースを利用する場合、サブリース会社への手数料の支払いが発生するため、その分受け取れる賃料は少なくなってしまいます。また保証賃料の支払いが発生しない免責期間が設けられるケースもあるので、条件を細かく確認した上でシミュレーションすることが大切です。 ※参考:公益財団法人日本賃貸住宅管理協会日管協総合研究所.「第28回 賃貸住宅市場景況感調査『日管協短観』2023年4月~2024年3月」.(2024-11). ローン返済シミュレーションの元金の減り方は適切か ローン返済のシミュレーションをする際には、毎月の返済額だけではなく、元金の減り方が適切かどうかも確認しましょう。金融機関からの融資の返済方法には、元利均等返済と元金均等返済があります。 元利均等返済とは、毎月の返済額が一定になる返済方法です。返済初期は利息の割合が大きく元金はゆっくりとしか減りませんが、返済額が一定なので返済計画を立てやすいでしょう。一方、元金均等返済は、毎月の返済額のうち元金の額が一定になる返済方法です。返済初期の負担は重くなりやすいものの、元金の減りが早く、総返済額は元利均等返済より少なくなります。 不動産投資ローンの場合、金融機関にもよりますが、返済方法を任意選択できないことが多く、原則として、元利均等返済となります。そのため、元利均等返済を前提にシミュレーションしておくとよいでしょう。 ここで重要なのは、元利均等返済の場合、返済初期は利息の比率が高く、返済が進むにつれて徐々に元金の割合が増える形で計算されているかどうかを確認することです。この点が正しく反映されていないと、税引後キャッシュフローにも影響が出ます。なぜなら利息は必要経費として扱える一方で、元金は経費にはならないためです。元金と利息の内訳がずれていると経費計上額が変わり、結果として税額も変わってしまうので注意しましょう。 不動産投資を始める前に適切な方法でシミュレーションを行いましょう 不動産投資のシミュレーションをする際には、表面利回りや毎月のローン返済額だけを見ても、実際の収支は判断できません。以下に挙げる要素を順番に確認して、キャッシュフローに問題がないかを考えましょう。 実効総収入(EGI) 純営業収益(NOI) 税引前キャッシュフロー(CF) 税金を差し引いた税引後キャッシュフロー(CF) またローン定数KやNOI利回り、損益分岐売却価格なども確認して、融資条件を検討したり、売却タイミングを考えたりすることも大切です。いくつかのパターンでシミュレーションをし、どの程度の条件変化までなら収支が成り立つのかを確認しておくと、投資判断の精度が高まるでしょう。 エスリード株式会社は東証プライム市場に上場している不動産デベロッパーであり、不動産投資に関するさまざまな支援を行っています。不動産投資のシミュレーションが手軽にできるシートを無料で提供しているので、ぜひご活用ください。またエスリードでは、シミュレーションのサポートも行っています。条件の設定や計算が合っているのか不安な方や不動産投資が初めての方は、お気軽にご相談ください。