投資の基礎 2026.05.22 2026.05.25

「ワンルームマンション投資はもうからない」と言われる理由は? 不動産投資で重要な考え方や成功するためのポイントを解説

「ワンルームマンション投資はもうからない」と言われる理由は? 不動産投資で重要な考え方や成功するためのポイントを解説

不動産投資について情報収集をしていると、しばしば「ワンルームマンション投資はもうからない」という話を目にしますが、実はその背景には誤った情報や、過剰な不安が影響している可能性があります。ワンルームマンション投資に興味があるのであればそこで諦めるのではなく、なぜそのような話が出てくるのかを把握した上で、自身に適した投資方法かどうかや、成功するための戦略や対策を考えることが大切です。

本記事では、ワンルームマンション投資がもうからないと言われる主な理由や、成功するために押さえておきたいポイントなどを解説します。

この記事で分かること

  • 「ワンルームマンション投資はもうからない」と言われることがあるが、適切に準備や対策をしていれば着実に資産形成を目指せる
  • 投資の成功・失敗は、投資家の目的が達成できたかどうかで変わる
  • まずは投資の目的を明確にして、将来にわたって需要のある立地の物件を選定したり、信頼できる不動産会社に依頼したりすることが大切

そもそもワンルームマンション投資の仕組みとは?

ワンルームマンション投資とは、一部屋(ワンルーム)の区分マンションを購入し、入居者に貸し出すことで収益を得る不動産投資の手法です。マンションを一棟丸ごと購入する一棟投資と比べて初期費用を抑えやすく、会社員でも始めやすい投資として知られています。

ワンルームマンション投資で得られる収益は、大きく2つに分けられます。1つ目は、毎月の家賃収入であるインカムゲインです。インカムゲインの場合、家賃収入から管理費・修繕費・ローンの返済などの運用経費を差し引いた額が、手元に残る収益となります。物件に入居者がいる限り安定した収入が見込めるため、長期的な資産形成が可能です。

2つ目は、購入した物件を売却することで得られるキャピタルゲインです。キャピタルゲインの場合、売却価格から物件の取得費用や仲介手数料、各種税金といった諸経費を差し引いた額が、収益となります。購入時よりも高い価格で売却できれば大きな利益を得られますが、市場の状況や物件の価値、売却のタイミングなどによっては売却損が生じるリスクもあります。

ワンルームマンション投資はもうからないと言われる理由

不動産投資を検討している方なら「ワンルームマンション投資はもうからない」という話を一度は耳にしたことがあるでしょう。投資である以上、リスクがゼロになることはありません。しかしワンルームマンション投資ではしっかりと対策をすることでリスクを抑えられる上に、着実に資産形成を目指せます。

ここからは、ワンルームマンション投資はもうからないと言われる理由を以下の4つに分けてご紹介します。

  • インターネットの記事やSNSなどによるネガティブなイメージ
  • 「ローン = 良くないこと」というイメージ
  • リスクに対する過剰な不安
  • 不動産会社のポジショントークによるネガティブイメージ

インターネットの記事やSNSなどによるネガティブなイメージ

ワンルームマンション投資に関して、リスクやデメリットを強調したインターネットの記事やSNSの投稿が多く存在します。中にはこうした情報に触れて「不動産投資は危険、もうからない」というイメージを抱いてしまい、それを拡散してしまう方もいるでしょう。

全ての投資はリスクとリターンがセットになっており、不動産投資の場合は安定収入を得られる、効率的に資産形成ができる、節税が期待できるといったさまざまなリターンがあります。しかしインターネットの記事やSNSの投稿には、リターンについては触れられず、リスク面だけが過度に強調されているものもあります。リスク面だけを切り取ったネガティブな情報を鵜呑みにするのではなく、良い面と悪い面を客観的に把握することが大切です。

「ローン = 良くないこと」というイメージ

ローン(借り入れ)に対して良くないものというイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、不動産投資で借り入れをしたからといって、多額の借金が残ってしまい破産しなければならなくなるということはほとんどありません。

ローンには担保のない借り入れと担保のある借り入れの2種類があり、一般的にネガティブなイメージを持たれているのは、担保のないローンであるケースがほとんどです。

不動産投資のローンは担保のある借り入れに該当し、担保となるのは購入した物件そのものです。物件の登記簿に記載される抵当権がその証であり、万が一ローンの返済が困難になった場合には、金融機関が抵当権を行使して当該物件を競売にかけることで資金を回収します。そのためもし返済が滞ったとしても、多額の借金だけが手元に残る事態は基本的に生じません。

また金融機関は、投資家の年収や返済能力、勤務状況などを審査した上で融資限度額を設定するため、そもそも無理のある条件で融資が行われることはありません。

リスクに対する過剰な不安

先述した通り、ワンルームマンション投資には一定のリスクが存在しますが、内容を正しく理解した上で適切な対策を講じれば、それぞれのリスクを大幅に軽減できます。

「リスクがあるから危険」と過剰に不安視するのではなく、具体的にどのようなリスクがあり、どう備えるべきかを把握した上で臨むことが重要です。主なリスクと対策は、以下の通りです。

リスク
概要
対策
空室リスク
入居者がいない期間、空室が発生し、家賃収入が途絶えるリスク
  • 将来にわたって需要の高いエリアの物件を選ぶ
  • 管理会社が物件を一括で借り上げるサブリース契約を結ぶことで、空室が発生した場合でも毎月一定の家賃収入を得られるようになる(ただし、その分手数料が発生する)
家賃下落リスク
築年数の経過や周辺相場の変動により、家賃を下げなければならないリスク
  • 将来にわたって需要の減少しないエリアの物件を選ぶ
  • 対応品質の高い管理会社に依頼し、なるべく良い状態を維持する
設備故障・建物老朽化リスク
設備の突発的な故障や、建物の経年劣化により修繕費が発生するリスク
  • 設備や建物は故障や老朽化するものであると認識し、事前に資金計画にそのための費用を盛り込んでおく
  • 対応品質の高い管理会社に依頼し、なるべく良い状態を維持する
金利上昇リスク
変動金利型ローンの場合、金利上昇で返済額が増えるリスク
  • 金利が上昇する可能性を踏まえて、返済シミュレーションを立てる
  • そもそも金利上昇は経済が好調なサインであり、家賃を上げられる好材料がそろっているタイミングでもある
  • 収益が増えて金利上昇分を賄える場合もあるため、必ずしもリスクとは限らない
災害・事故リスク
地震・火災といった災害や、何らかの事故が原因で物件の価値や収益が影響を受けるリスク
  • どのような災害が発生する可能性が高いのか、事前に当該エリアの情報やハザードマップなどを確認する
  • 火災保険・地震保険の加入にする
  • 中古物件を購入する際は、耐震基準を確認する
  • 緊急時の対応力がある管理会社を選ぶ
売却できないリスク
市況の悪化や物件条件により、希望するタイミングで売却できないリスク
  • 将来にわたって需要の減少しないエリアの物件を選ぶ
  • 対応品質の高い管理会社に依頼し、なるべく良い状態を維持する

起こり得るリスクの詳細については、こちらの記事も参考にしてください。

不動産投資の誤解2.不動産投資のリスク【初めての不動産投資シリーズ】
不動産投資の誤解2.不動産投資のリスク【初めての不動産投資シリーズ】

不動産会社のポジショントークによるネガティブイメージ

「ワンルームマンション投資はもうからない」というネガティブな意見の中には、自社のサービスや商品に誘導するために、意図的に発信されている情報も存在します。

例えば、中古物件を扱う不動産会社の中には、所有している物件を売却してもらいたいがためにワンルームマンション投資に対するネガティブな情報を発信したり、売却を強く促したりする会社もゼロではありません。こうしたポジショントークによって、間違った投資判断をしてしまわないように注意しましょう。

一口に不動産業者といっても、新築マンションを開発・提供する不動産デベロッパーや、売主から買主探しの依頼を直接受けている元付け業者、買主と元付け業者の仲介をする客付け業者など、さまざまな業者が存在します。発信者の立場や背景を把握した上で、その情報が適切なものかを判断することが大切です。複数の情報源を比較したり自身で不動産投資に関する勉強をしたりして、純粋な注意喚起として発信されているものなのかを見極めましょう。

投資の成功・失敗は「目的を達成できたか」どうか

投資において何を成功とするかは、目的によって変わります。老後資金を確保したい方もいれば、毎月の家賃収入によって安定した副収入を得たい方や、相続対策を目的とする方もいるでしょう。そのため不動産投資の成功・失敗は、単に物件価格が上がったか下がったかや、短期間でもうかったかどうかだけで判断できるものではありません。大切なのは、自分の目的を達成できたかどうかです。

例えば、老後に向けて長期的に安定収入を得ることを目的にワンルームマンション投資を始めた場合、長期間にわたって入居者が付き、毎月安定した家賃収入を得ているのであれば、成功といえるでしょう。仮に物件価格が購入時より下がっていたとしても、目的が「売却益を得ること」ではなく「長期的に収入を積み上げること」であれば、一概に失敗とはいえません。

反対に、不動産価格が上がったからと短期間で物件を売却してしまい、結果的に手元に数百万円しか残らずに他の投資にもつながらないのであれば、長期的に安定収入を得る目的は達成できません。

このように不動産投資が成功か失敗かは、目的によって大きく変わります。そのため「不動産投資やワンルームマンション投資はもうからない」といった否定的な記事や体験談を見かけても、その内容をそのまま受け取らないようにしましょう。発言した人にとっては失敗でも、目的によっては成功となるケースもあるのです。

ワンルームマンション投資で成功するためのポイント

ワンルームマンション投資で成功するためには、事前にいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは以下のポイントについて詳しくご紹介します。

  • 投資の目的を明確にする
  • 将来にわたって需要の減少しないエリアの物件を選ぶ
  • 信頼できる不動産会社や管理会社に依頼する
  • 金融機関の選択肢の多い不動産会社を選ぶ
  • キャッシュフローに余裕を持たせる
  • 長期的な目線で考える

投資の目的を明確にする

ワンルームマンション投資を始める前には、なぜ投資を行うのかという目的を明確にしておきましょう。先述した通り、一口に不動産投資といっても、老後の安定収入を得たいのか、売却益による資産拡大を狙うのか、節税効果を活用したいのかによって、適した投資方法や戦略は異なります。

目的に合わない物件を選んでしまうと、期待通りの成果を得られずに後悔することになりかねません。また投資の目的を明確にしておくことで、運用中の指標にもなります。短期的な収益の増減に振り回されることなく、冷静に状況を見極めながら運用を続けられるでしょう。

投資の目的を丁寧に整理した上で、目的に合った投資方法や物件を選び、戦略を立てることが、成功への第一歩となるでしょう。

将来にわたって需要の減少しないエリアの物件を選ぶ

ワンルームマンション投資では、物件の立地選定が成功のための重要なポイントの一つです。需要が高い立地にある物件の場合、空室リスクを抑えられるため、安定した家賃収入を得やすいでしょう。大切なのは現在の入居需要だけではなく、将来にわたって需要が減少しないエリアを探すことです。

一般的に不動産投資では、物件の築年数が経過するにつれて家賃を下げなければなりません。しかし安定的に需要が見込めるエリアの物件であれば、築年数が進んでも家賃の下落幅を抑えられる可能性があります。さらに物価の上昇や周辺エリアの開発・人口増加といったプラス要因が重なれば、家賃を下げるのではなくむしろ上げられるケースもあるでしょう。

将来的な人口推移や交通インフラの整備状況、再開発計画なども踏まえた上で、長期的に物件の価値を維持できるエリアを選ぶようにしましょう。

信頼できる不動産会社や管理会社に依頼する

ワンルームマンション投資では、不動産会社・管理会社選びも重要です。どの不動産会社や管理会社に依頼するかによって、紹介してもらえる物件や金融機関の選択肢が大きく変わります。
信頼できる不動産会社を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてください。

確認しておくべきポイント
詳細
需要の高い立地で開発をしている
  • 需要の高い立地で継続的に開発を行えるということは、十分な資金力や不動産に関する豊富なノウハウ、情報ネットワークがあるデベロッパーであるといえる
  • 立地条件に優れた物件を紹介してもらえるだけではなく、手厚いサポートを受けられる可能性がある
同じグループ内に不動産管理会社・賃貸仲介会社があるか
  • 物件を購入した後の管理や入居者の募集なども一貫して依頼できる
  • グループ内の管理会社であれば、自社グループの物件としてしっかりと管理される傾向にある
  • グループ内の賃貸仲介会社であれば、自社グループの物件として優先的に入居希望者に紹介される傾向にある
宅建業者番号(免許番号)の数字が大きい
  • 宅地建物取引業者免許の更新回数を確認する
  • 不動産会社が持つ宅地建物取引業者免許には、括弧内に更新回数が表示されている
  • 例:国土交通大臣(7)第〇〇〇〇号
  • 括弧内の数字は、5年ごとの免許更新に合わせて増えていく
  • また業務停止処分などの行政処分を受けると免許の更新ができないケースもある
  • そのため数字が大きいほど、長期間にわたって営業を継続してきた不動産会社であることが分かる

<更新回数の目安>
(1)〜(2): 創業・営業開始からまだ日が浅い
(5)以上: 20年以上の営業実績
(7)以上: 30年以上の営業実績
  • 更新回数が少ないから必ずしも信頼できないというわけではないが、更新回数の多さは長年にわたって法令を遵守し、適切に事業を続けてきたということの判断基準の一つになる
堅実な収支シミュレーションを提案してくれるか
  • 理想的な数字だけではなく、空室率や家賃の下落率、修繕費などの出費なども織り込んだ現実的なシミュレーションを提示してくれる会社を選ぶ
営業担当者の対応が誠実か
  • 質問に対して誠実かつ丁寧に回答し、投資家の目的や状況に寄り添った提案をしてくれる営業担当者を選ぶ

なお、管理会社や賃貸仲介会社については不動産会社が紹介してくれるケースが多いですが、投資家自身で選ばなければならない際には以下のポイントを押さえておきましょう。

ポイント
詳細
管理物件の入居率が高く管理実績が豊富である
  • 入居率が高いということは、入居付け力や集客力に強みがある可能性が高い
  • 入居率95%以上の会社を選ぶのがおすすめ
  • 自身の物件と同じエリアや類似条件の物件の管理実績が豊富である会社を選ぶ
管理手数料が妥当である
  • 管理手数料が高過ぎるのはもちろん、相場より安過ぎる場合はサービスの質が低かったり、追加費用を請求されたりする可能性もあるので注意が必要
  • 管理手数料の内訳や追加費用の有無などを細かく確認する
依頼したい業務に対応している
  • 入居者対応・修繕手配・家賃回収など、会社によって対応範囲が異なる
  • 自身が依頼したい業務が対応範囲に含まれているかを確認する
トラブル発生時に柔軟に対応してくれる
  • 運営体制はもちろん、緊急時の対応スピードなども確認する
  • 人員が少ない場合、トラブルが重なった際に対応が遅れてしまう可能性がある
担当者の対応が丁寧である
  • 報告・連絡の頻度や日常的なやり取りのしやすさ、担当者との相性などを確認する

金融機関の選択肢の多い不動産会社を選ぶ

不動産会社によって提携している金融機関は異なり、大手の不動産会社は提携している金融機関の数が多く、融資条件の良い選択肢がそろっている傾向にあります。

不動産投資ローンは、どの金融機関で借りるかによって融資額・金利・融資期間・団体信用生命保険(団信)の内容など、投資の成否を左右する条件が大きく変わります。提携金融機関が多い不動産会社に依頼することで、複数の融資条件を比較検討しながら自身の状況に合った資金計画を立てやすくなるでしょう。

反対に提携先が限られている場合は、物件が優れていても融資条件が良くなく、最終的に不動産投資の目的を達成できなくなったり、想定よりも達成率が低くなってしまったりするリスクがあります。物件選びと同様に、不動産会社を選ぶ際は、提携金融機関が豊富かどうかも確認することが大切です。

キャッシュフローに余裕を持たせる

不動産投資ローンの返済原資の大半は家賃収入であるため、本業の給与などからの持ち出しはごく一部に限られるのが一般的です。しかしローンの組み方によっては持ち出しの割合が増えてしまうかもしれません。

特に以下のような場合は、持ち出しが多くなる傾向にあります。

  • フルローンを組む場合
  • 返済期間を短くする場合(年齢制限などによって、返済期間を短くせざるを得ない場合)
  • 家賃相場に対して物件価格が高過ぎる場合

キャッシュフローが圧迫され持ち出しが増えると、生活費を削る必要が出て生活の質が低下したり、万が一の支出に対応できなくなったりするリスクがあります。そのため、ローンを組む前に持ち出しがどの程度発生するのかや、金利の上昇・家賃の下落が発生した場合にどの程度まで許容できるかなどをシミュレーションしておくことが重要です。

また物件購入時の諸経費などは、基本的には自己資金から捻出する必要があります。その分の費用を用意しておきましょう。

さらに運用中に、空室が発生したときや修繕が重なったときでも、資金がショートしないよう余裕を持った資金計画を立てておくと安心です。万が一の支出が発生しても無理なく対応できるよう、少なくとも3〜6カ月分の生活費を目安に生活防衛資金を確保しておくことをおすすめします。

長期的な目線で考える

ワンルームマンション投資は、長期にわたって安定運用しやすい投資方法です。時間を味方に付けながら、毎月の家賃収入で無理なく資産を拡大していける点が大きな強みといえるでしょう。

また不動産投資は、実物資産であるという特徴があります。ローンを返済している期間は実質的に負債が減っている状態であり、返済中であっても物件は資産として手元に残り続ける点を理解しておくことが大切です。実物資産はインフレに連動しやすく、物価が上昇した際には資産価値が上昇したり、家賃を値上げできたりするケースもあります。

こうした特性を踏まえると「すぐに大きな利益が出ない」「なんとなく損をしている気がする」という理由だけで売却を急ぐのは、多くの場合で得策ではありません。特に所有から5年未満での短期売却は、売却益にかかる税率が高くなるため手残りが少なくなる上、ローン残債を返済しきれないケースもあるので注意しましょう。

急に現金が必要な状況に陥らないよう、あらかじめキャッシュフローに余裕を持たせた計画を立てておくことが、長期運用を安定して続けるポイントです。

※参考:国税庁.「土地や建物を売ったとき」.(参照 2026-04-09).

目的を明確にすることがワンルームマンション投資を成功させるカギ!

ワンルームマンション投資でリスクをゼロにすることはできません。しかし自身の目的を明確にし、目的に沿って準備や運用をすることで「想定と全く異なる結果になってしまった」といった事態を防げる可能性は高まります。

大切なのはリスクを正しく把握し、その上で適切な対策を取り続けることです。リスクを抑えながら投資を進める方法の一つに、信頼できる不動産会社に相談・依頼することがあります。

エスリード株式会社は東証プライム市場に上場しており、これまでに多くの不動産投資の支援を行っています。立地の良い新築ワンルームマンションのご紹介から、同グループの管理会社・賃貸仲介会社によるサポートまで一貫してお任せいただけます。ワンルームマンション投資に興味をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

監修者プロフィール
山田 太郎

田端 俊之
エスリード株式会社
営業部営業戦略室 次長

1999年 日本エスリードに入社、営業部門、開発部門を経て2002年から企画・マーケティング部門に従事。 携わったマンションの販売企画は100物件を超え、CM制作や自社主催のセミナー講師も務める。

マーケティング室の統括責任者として長年市場分析やマーケティング戦略業務に従事してきた経験を活かし、デベロッパーの市場分析目線から《マンション経営》をわかりやすくお伝えします。

関西の国立大学で経済学・マーケティングを学び、1999年に日本エスリードに入社。
入社以来、企画及びマーケティングを担当し、マーケティング室の統括責任者として市場分析やマーケティング戦略業務を担う。

「不動産投資の基礎知識」の他の記事を見る

不動産投資の基礎知識 2026.06.01 不動産投資のフルローン・オーバーローンはあり? メリット・デメリットと判断のポイントを解説 不動産投資では、物件の購入資金をどのように準備するかによって、月々のキャッシュフローや最終的な収益が変わります。中でも、自己資金が少ない場合の選択肢として挙がるのが、物件価格の全額を借り入れる「フルローン」や、諸費用まで含めて借り入れる「オーバーローン」です。自己資金が少なくても不動産投資を始めやすい一方で、借入額が大きくなる分、月々のキャッシュフローには注意が必要です。 特に、不動産投資初心者の方にとっては「頭金をためるまで待つべきか」「フルローンを使って早く始めた方がよいのか」「オーバーローンまで使ってよいのか」と迷う場面もあるでしょう。ご自身に適した投資スタイルを決めるには、ローンの仕組みだけではなくメリットとデメリットの両方を理解した上で判断する必要があります。 本記事では、フルローンとオーバーローンの基本的な仕組みや、それぞれのメリット・デメリット、どの借り入れ方法が向いているのかを見極めるポイントを分かりやすく解説します。不動産投資を始めるタイミングや資金計画に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。 suggest2 フルローンは、自己資金が十分でなくても不動産投資を始めやすい方法だが、返済総額やキャッシュフローへの影響も踏まえて判断する必要がある オーバーローンは、諸費用まで借入金でまかなえる一方で、返済負担や売却時のリスクがさらに大きくなりやすいため、基本的にはおすすめしない フルローンを利用するかどうかは、頭金として使える資金の有無や手元資金を残したいかどうか、複数の投資機会を視野に入れているかといった点を踏まえて判断することが大切である 登場人物① 山田さん 28歳 男性中堅の設備機器メーカー勤務(勤続5年) 年収500万円 不動産投資初心者 老後資金の確保を目的に不動産投資を始めようとしている太田さんの話を聞いて、老後資金の確保を目的に新築ワンルームマンション投資を始めることを決意 登場人物② 太田さん エスリード株式会社営業戦略室 マーケティングリーダー 投資用マンションを中心に、不動産投資の仕組みや魅力を「データ×現場のリアルな視点」で発信。データ分析に基づく集客設計から顧客フォロー、成約後のサポート体制づくりまでを一貫して推進し、投資家が安心して資産形成に臨める環境の整備に尽力。信頼できる情報を通じて、一人でも多くの方が自分らしい不動産投資を実現できるよう記事制作や監修を行っている。 フルローンとは? fukidashi yamada yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/real-estate-investment-basics/purpose-of-real-estate-investment/yamada/ 3 yamada inherit 2025-11-19 08:55:18 2025-11-19 08:55:18 image/png image png https://www.eslead.co.jp/media/wp-includes/images/media/default.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada-150x150.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png 山田さん すぐにでも不動産投資を始めたいと思っているのですが、投入できる自己資金があまり多くありません。頭金がたまるまで不動産投資は始めない方がよいのでしょうか? ota ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/real-estate-investment-basics/purpose-of-real-estate-investment/ota/ 3 ota inherit 2025-11-19 06:59:13 2025-11-19 06:59:13 image/png image png https://www.eslead.co.jp/media/wp-includes/images/media/default.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota-150x150.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png 太田さん 必ずしもそうとは限りません。山田さんのように老後の資産形成を目的とした長期運用を前提とするなら、頭金がたまるのを待つよりも、無理のない条件で『フルローン』を活用し、早期に投資を始める方が有利になるケースもあります。 フルローンとは、物件価格の全額を金融機関から借り入れるローンのことです。例えば4,000万円の物件を購入する場合、物件価格の全額を借り入れて購入代金に充てます。そのため、頭金を用意しなくても不動産投資を始めやすい点が特長です。 ただし、フルローンだからといって完全に自己資金が不要になるわけではありません。物件価格は全額ローンでまかなえても、登録免許税や不動産取得税、仲介手数料といった諸経費は、基本的に自己資金で支払う必要があります。つまり頭金に充てないとしても、一定の資金は事前に準備しておかなければなりません。 オーバーローンとは? フルローンと同じく、頭金なしで不動産投資を始める方法として「オーバーローン」もあります。オーバーローンとは物件価格だけではなく、購入時にかかる諸費用まで含めて借り入れるローンのことです。一般的には、物件価格の110〜120%程度の融資を受けるケースが多いとされています。 例えば物件価格が4,000万円、諸経費が200万円の場合、フルローンは借り入れ額が4,000万円なのに対し、オーバーローンは両者を足した4,200万円程度を借り入れることになります。オーバーローンであれば自己資金に不安がある場合や、なるべく手元に資金を残したい場合でも投資を始めやすいでしょう。 ただし、オーバーローンは借入額が物件価格を上回るため、フルローン以上に返済負担が重くなりやすい点には注意が必要です。また将来の売却時に売却益でローンを完済できず、残債の返済が発生する可能性もあるため、仕組みだけではなくリスクも併せて理解しておくことが大切です。 フルローン・オーバーローンで不動産投資をするメリット 不動産投資を始めるに当たり、どのような融資を利用するのがベストなのか迷っている方に向けて、フルローン・オーバーローンを活用するメリットを3つ解説します。 まとまった資金がなくても不動産投資を始められる 手元に資金を残せる レバレッジ効果を最大限に活用できる ご自身のニーズに当てはまるかどうか、確認してみましょう。 まとまった資金がなくても不動産投資を始められる 不動産投資には、ワンルームマンション投資や一棟投資、戸建て投資など、さまざまな手法があります。いずれも物件を購入する以上、ある程度まとまった資金が必要です。しかし、フルローンやオーバーローンを利用すれば、自己資金がそこまで多くない状態でも不動産投資を始めやすくなります。 初期費用として必要な元手は、手付金が10万円以上、登記やローン契約などに伴う諸費用が100~200万円程度です。頭金については、物件価格に対して受けられる融資額が満たない場合は、差額分を用意する必要がありますが、そうではない場合は必ずしも充当する必要はありません。フルローンによって頭金の充当が不要であれば、110~210万円程度の負担のみで済むため、自己資金からの出費を大きく抑えながら投資を始められます。 【シリーズ:初めての不動産投資】第11回でも触れた通り、物件との出会いは一期一会です。せっかく条件の良い物件が見つかったのにもかかわらず「また次があるだろう」と資金準備を優先した結果、後から振り返って後悔しかねません。 まとまった資金がないために一歩を踏み出せないと感じている場合は、フルローンなどの仕組みを理解した上で活用することも選択肢の一つといえます。 手元に資金を残せる 頭金を支払わない分、手元に多くの現金を残しやすい点も、フルローンやオーバーローンのメリットです。不動産投資では、物件を購入した後にも急な設備の故障や退去に伴う原状回復、空室の発生など、想定外の支出や収入減が生じます。こうした場面でも自己資金に余裕があれば、ローン返済への影響を過度に心配せず、落ち着いて対応しやすくなります。 一方、手持ちの資金を頭金として多く投入すれば、借入額が減るため毎月の返済負担を抑えることが可能です。ただし、その分だけ手元の現金は減るため、万が一まとまった資金が急に必要になった場合には、キャッシングやカードローンなど、別の方法で資金を調達しなければならない状況も考えられるでしょう。 投資を始めた後の突発的な支出や資金繰りまで見据えると、現金を残した状態で運用を始められる点は大きなメリットといえます。 レバレッジ効果を最大限に活用できる フルローンやオーバーローンでは「レバレッジ効果」を高められる点もメリットの一つです。レバレッジとは、少ない自己資金と金融機関からの借り入れを組み合わせて高額な物件を取得し、投資効率を高める仕組みのことをいいます。頭金を充当しないフルローンやオーバーローンは、自己資金を抑えつつレバレッジ効果(投資効率)を最大化しやすいのが特長です。 この投資効率を把握する際に用いられるのが、自己資本利回り(CCR)です。自己資本利回りとは、投入した自己資金に対して、どれくらいの利益が得られているかを見る指標です。数値が高いほど、少ない資金で効率的に利益を上げていることになります。計算式は以下の通りです。 自己資本利回り(CCR) = 税引前キャッシュフロー ÷ 自己資金 税引前キャッシュフロー = 純営業収益(NOI) – 年間元利返済額 純営業収益(NOI) = 年間家賃収入 – 運営費用 例えば、運用費用を差し引いた実質年間家賃収入(純営業収益)が84万円の物件をフルローンで購入し、自己資金の投入額が200万円、年間のローン返済額が80万円だとします。この条件を、先述した計算式に当てはめてみましょう。 自己資本利回り(CCR) = 4万円 ÷ 200万円 =2% 税引前キャッシュフロー = 84万円 – 80万円 = 4万円 この場合の自己資本利回りは2%です。 自己資金を多く投入しなくても一定の利益を得られれば、自己資本利回りは高まりやすくなります。ただし、借入額が増えるほど返済負担やリスクも大きくなるため、レバレッジ効果だけで判断せず、収支全体を踏まえて検討することが大切です。 フルローン・オーバーローンで融資を受けるのはあり? fukidashi yamada yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/real-estate-investment-basics/purpose-of-real-estate-investment/yamada/ 3 yamada inherit 2025-11-19 08:55:18 2025-11-19 08:55:18 image/png image png https://www.eslead.co.jp/media/wp-includes/images/media/default.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada-150x150.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png 山田さん フルローンやオーバーローンの仕組みやメリットは分かってきました。ただ、実際に自分がどのローンを選ぶべきかは、どのように判断すればよいのでしょうか? ota ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/real-estate-investment-basics/purpose-of-real-estate-investment/ota/ 3 ota inherit 2025-11-19 06:59:13 2025-11-19 06:59:13 image/png image png https://www.eslead.co.jp/media/wp-includes/images/media/default.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota-150x150.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png 太田さん 判断の軸はいくつかありますが、大切なのはご自身の資金状況や投資目的、どこまでリスクを取るかを踏まえて考えることです。ここからは、フルローンやオーバーローンを活用するかどうかを判断する上で、分岐点になるポイントを見ていきましょう。 手元資金が十分にあるならフルローンは原則なし フルローンやオーバーローンは、初期費用が比較的少なく手元資金を残しやすい一方で、借入額が増える分だけ毎月の返済額や返済総額も大きくなりやすいです。そのため、空室や突発的な修繕費に対応できるだけの十分な手元資金があるなら、あえてフルローンやオーバーローンを選ばず、頭金を支払って借入額を抑える方が堅実です。 借入額が減れば、その分月々のローン返済額を軽減しやすくなります。結果として、家賃収入に対する返済負担も抑えられるため、キャッシュフローが圧迫されにくくなるでしょう。老後資金の確保を目的に長期運用を考える場合、こうした安定感は大きなメリットになります。 資産のうち多くを現金で保有しているなら、頭金として投入し、一部を不動産という実物資産に置き換えるというのも選択肢の一つです。インフレが進むと現金の実質的な価値は目減りしてしまいますが、実物資産はインフレに連動しやすく、立地や需要によっては物価上昇に合わせて資産価値や家賃が上昇する可能性があります。ただし、インフレ対策であれば頭金に充当する以外に、別の投資を検討することも有効です。金・銀・プラチナなども物価の上昇に合わせて価値が上昇しやすい実物資産なので、これらの選択肢も含めて検討した上で、頭金として活用するのかを判断しましょう。 手元資金が十分にない、減るのが不安ならフルローンはあり 反対に手元資金が十分にない場合や手元資金が減ってしまうことを不安に感じる場合は、フルローンは検討する価値があります。確かに頭金を入れた方が返済負担を抑えやすいですが、無理のない条件でフルローンを利用し、早めに運用を開始した方が、頭金がたまるのを待つよりも長期的には利益を積み上げやすくなる場合があるからです。 また先述した通り、不動産投資では条件の良い物件にいつ出会えるかは分かりません。頭金をため終えたタイミングで、必ずしもご自身に合った物件が見つかるとは限らない以上「資金がたまるまで待つこと」が常に最善とはいえません。良い物件との出会いがあったなら、フルローンを活用して早めに投資を始めることを検討してみましょう。 複数の投資機会を狙うならフルローンはあり 不動産投資以外の投資も並行して進めたいと考えている場合は、あえてフルローンを選ぶという考え方もあります。不動産投資は、金融機関から融資を受けて始められる点が大きな特長です。自己資金を温存しながら物件を取得できれば、残した資金を他の投資に充てることも可能です。 例えば不動産投資をしながら、NISAやiDeCo、投資信託など他の金融商品も並行して活用していけば、資産運用の選択肢を広げやすくなります。資金を一つの投資先に集中させずに済むため、全体としてリスク分散を図りやすい点もメリットです。 もちろん自己資金を温存できるからといって、むやみに借入額を増やしてよいわけではありません。不動産投資そのものの返済計画が無理のない範囲に収まっていることが前提です。その上で、不動産投資を含めて戦略的に資金を活用したいと考えているなら、フルローンも検討の余地があるでしょう。 オーバーローンはなし オーバーローンについては、基本的におすすめしません。物件価格だけではなく諸費用まで含めて借り入れができるため、自己資金が少なくても始めやすいように見えますが、その分だけ借入額はさらに大きくなります。結果として、毎月の返済負担や将来の売却時のリスクも大きくなりやすいです。 特に、売却時に物件価格よりローン残債の方が多い状態になると、売却代金だけで完済できず、自己資金で差額を補わなければならない可能性があります。フルローンでも返済負担は軽いとはいえませんが、オーバーローンではそのリスクがさらに高まります。 そのため自己資金が少ない場合でも、利用を検討するならフルローンまでにとどめておくのが無難でしょう。まずは返済計画に無理がないことを優先し、その上で長期的に運用を続けられるかどうかを判断することが大切です。 フルローン・オーバーローンのデメリット フルローンやオーバーローンは借入額が大きくなるため、注意すべき点もしっかりと理解した上で選択する必要があります。ここでは、フルローンやオーバーローンのデメリットを2点解説します。 返済総額が増える フルローンやオーバーローンに限らず、ローンを利用する場合は借りた金額に対して利子が上乗せされます。不動産投資ローンの金利は、借入先の金融機関や融資条件によって異なりますが、借入額が大きいほど利息負担も重くなり、最終的な返済総額も膨らみやすくなります。また金利が上昇した場合はそれに連動して、将来的に支払う総額が想定以上に増える恐れもある点に注意が必要です。 さらにオーバーローンは物件価格だけではなく、登記費用や仲介手数料などの諸費用まで借り入れに含めます。本来であれば自己資金で支払うはずの費用にも利子がかかることになり、フルローン以上に返済総額が増えやすいため、基本的にはおすすめできません。 キャッシュフローに余裕がなくなる可能性がある フルローンやオーバーローンでは借入額が大きくなるため、月々のローン返済負担も重くなりやすいです。その結果、家賃収入に対する返済の割合が高くなり、毎月のキャッシュフローに余裕がなくなる可能性があります。 また空室や家賃下落、想定外の設備入れ替えなどが重なると、当初の目論見が破綻してしまう恐れもあります。 フルローンを選択する場合には、管理費や修繕費、固定資産税などの支出とローンの返済を踏まえて、生活費も含めた月々のキャッシュフローが厳しくなりすぎないか、しっかりとシミュレーションを行うことが大切です。また先述したようなリスクに備えて、以下のような対策をしておきましょう。 家賃保証サービスを利用する 将来にわたって需要の減少しない立地の物件を購入する 修繕費や設備の入れ替え費を、節税による還付金を活用して積み立てておく など 不動産投資でフルローンを利用したい場合のポイント fukidashi yamada yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/real-estate-investment-basics/purpose-of-real-estate-investment/yamada/ 3 yamada inherit 2025-11-19 08:55:18 2025-11-19 08:55:18 image/png image png https://www.eslead.co.jp/media/wp-includes/images/media/default.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada-150x150.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/yamada.png 山田さん 万が一に備えたり分散投資も踏まえて考えたりすると、手元に資金を残せるフルローンは有力な選択肢かもしれませんね。 ota ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/real-estate-investment-basics/purpose-of-real-estate-investment/ota/ 3 ota inherit 2025-11-19 06:59:13 2025-11-19 06:59:13 image/png image png https://www.eslead.co.jp/media/wp-includes/images/media/default.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota-150x150.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png https://www.eslead.co.jp/media/wp-content/uploads/2025/11/ota.png 太田さん そうですね。ただし、フルローンは誰でも必ず利用できるものではありません。融資を受けやすくするためには、事前に押さえておきたいポイントがあります。 フルローンは借り入れ額が大きくなりやすいため、金融機関の審査も厳しくなる傾向にあります。そのため審査に通りやすくするためのポイントを把握し、対策をしておくことが重要です。ここでは、不動産投資でフルローンを利用しやすくする代表的な3つのポイントを解説します。 借り入れがある場合は整理する 新築から築浅がおすすめ 金融機関の選択肢の多い不動産会社を選ぶ 借り入れがある場合は整理する フルローンの審査を受ける際は、不動産以外の借入状況も確認されます。例えば、自動車ローンやカードローン、デンタルローンなどが多く残っている場合は、返済負担が重いと判断され、審査に通りにくくなることがあります。 もちろん、年収や勤務先、勤続年数などの属性を高めることで評価を上げることは可能です。ただし、属性の改善には時間がかかるため、まずは不動産以外の借入を整理し、完済できるものは事前に返済しておく方が現実的です。返済能力に余裕があると見てもらいやすくなれば、フルローンを利用できる可能性も高まります。 また不動産投資と並行して居住用の住宅購入も検討している場合、不動産投資ローンと住宅ローンでは、一般的に不動産投資ローンを先に組むのが良いとされています。この点は【初めての不動産投資シリーズ】第7回でも詳しく触れているため、併せて確認してみてください。 新築から築浅がおすすめ フルローンの審査では、投資対象となる物件の価値も重要です。不動産投資は事業として見なされるため、金融機関は「きちんと収益を生み出せる物件か」「担保として十分な価値があるか」といった点も審査します。 その点、新築~築浅物件は築古物件と比べて入居者が付きやすく、収益性を見込みやすいと判断される傾向にあります。また担保としての評価も高くなりやすいため、フルローンの審査でも有利に働きやすいです。 特に賃貸需要が高い都心部にあり、耐用年数の長い鉄筋コンクリート造の物件などは、金融機関から高く評価されやすい条件がそろっています。フルローンを前提に不動産投資を考えるなら、こうした評価を受けやすい物件を選ぶことが重要です。 金融機関の選択肢の多い不動産会社を選ぶ フルローンを利用したい場合は、どの不動産会社を選ぶかも重要です。ご自身で金融機関を探して申し込み、必要書類をそろえながら比較するのは、想像以上に労力を費やします。その点、多くの金融機関と提携している不動産会社であれば、複数の選択肢を比較しながら、自分に合った融資先を見つけやすくなります。金融機関ごとに審査基準や金利条件は異なるため、選択肢が多いほど、フルローンを利用できる可能性も高まりやすいです。 また提携先の金融機関が少ない不動産会社の場合、審査に落ちた時点で物件購入そのものをあきらめなければならない場合もあります。提携先が多い不動産会社であれば、ある金融機関で難しくても、別の金融機関で再度審査を進められる可能性があります。加えて、厳しい審査や不利な融資条件を避けるためのアドバイスも受けやすいため、狙った物件を確実に仕入れたい方は不動産会社選びにもこだわりましょう。 フルローンの性質を理解して目的に合った借り入れ方法を選びましょう 物件価格の全額を金融機関から借り入れるフルローンを利用すれば、自己資金が十分ではない場合も不動産投資を始めやすくなります。頭金を支払わずに物件を購入できるため、手元に資金を残しやすく、急な修繕や空室など想定外の支出や収入減にも備えやすい点が特長です。また少ない自己資金で不動産を運用できることから、投資効率の向上も期待できます。 ただし、フルローンは借入額が大きくなるため、返済総額が増えやすい点には注意が必要です。特に空室や家賃下落、想定外の設備入れ替えなどが重なると、キャッシュフローが圧迫される恐れもあるため、無理のない返済計画を前提に検討しましょう。 フルローンを利用するかどうかは、手元資金が十分にあるか、それとも残しておきたいか、複数の投資機会を視野に入れているかといった点を踏まえて判断する必要があります。ご自身の資金状況や投資目的を整理した上で、どの方法が適しているのかを見極めましょう。なお、物件価格に加えて諸費用も借入金でまかなうオーバーローンは、返済負担や売却時のリスクがさらに大きくなりやすいため、基本的にはおすすめできません。 フルローンで不動産投資を始めたいと考えているなら、エスリード株式会社へご相談ください。エスリードでは、立地の良い新築ワンルームマンションのご紹介に加え、大手金融機関とも連携し、多くの選択肢の中からお一人お一人の状況に合ったローンをご案内しています。30年超にわたる実績やノウハウを生かした支援に定評があるため、フルローンの審査に不安がある方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。 不動産投資の基礎知識 2026.05.29 不動産投資の元手はいくら必要? 物件タイプ別の頭金や資金戦略について解説 不動産投資に興味はあるものの「多くの頭金が必要そう」「ローンの負担が大きくなりすぎないか」と不安を感じている人も多いのではないでしょうか。初期費用の負担がネックになっているなら、自己資金を抑えて不動産投資を始められる「フルローン」という選択肢があります。 ただし、フルローンを利用できるからといって、自己資金ゼロで不動産投資を始められるわけではありません。実際には、手付金や諸費用など、ローン実行前後に現金で準備しておくべき費用があります。また必要な元手の金額は、物件の種類や金融機関の融資条件、契約者の属性によっても変わります。 そのため、不動産投資を始める際は物件価格や利回りだけではなく「元手がいくら必要か」も理解した上で判断することが大切です。 本記事では、不動産投資に必要な元手の内訳や頭金の考え方、フルローンのメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。少ない自己資金で不動産投資を始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 ※本記事は2026年6月時点の情報です 自分が考えている自己資金でどういったプランニングが出来るのか気になる方は 上場企業であるエスリードが作成した、無料で不動産投資のシミュレーションができるシートをご用意しています。以下からお気軽にダウンロードしてみてください。 suggest2 不動産投資に必要な元手は、手付金・頭金・諸費用の3つに分かれる 用意するべき自己資金は一律ではなく、新築か中古か、区分か一棟か、さらに年収や勤続年数などの属性によって大きく変わる 頭金を多く入れて借入額を減らす方法もあれば、フルローンで自己資金を抑えて始める方法もあるため、ご自身の投資スタイルや資産状況に合った選択をすることが大切 不動産投資に必要な元手はいくら? 居住用物件の購入に必要な元手(自己資金)の目安は、一般的に物件価格の2~3割程度といわれています。しかし不動産投資の場合は、ここまでの費用がかからないケースが多いです。物件のタイプやローンの種類、金融機関の融資条件、契約者の属性によって、多くの元手が必要な場合もあれば、少ない元手でも始められる場合もあります。 また元手というと頭金だけをイメージしがちですが、実際には手付金や諸費用も自己資金で準備しておく必要があります。特に手付金はローン実行前に支払うため、一時的であっても現金を用意しなければなりません。「頭金だけあればよい」と考えず、物件購入までに必要な費用全体を把握しておくことが大切です。 ここでは不動産投資を始めるに当たって必要な、3つの費用について解説します。 手付金 手付金とは不動産の売買契約を結ぶ際に、買い主から主売り主へ支払う金銭のことです。契約の意思を示す意味合いがあり、一般的には10万円以上が目安とされています。なお、売り主が宅地建物取引業者である場合、手付金の上限は売買代金の20%までです。 手付金を支払うタイミングは、金融機関のローン仮審査に通った後、売買契約を締結する前です。ローン審査に落ちた場合でも、売買契約書にローン特約が入っていれば手付金は返還されます。一方、買い主都合で契約を解除する場合は手付金が没収され、売り主側から解除する場合は手付金の倍額が買い主に支払われます。 売買契約が成立すると、手付金は最終的に売買代金の一部に充当されるのが一般的です。例えば、物件価格が2,000万円で手付金が10万円のケースでは、ローン実行時の残りの代金は1,990万円になります。フルローンで2,000万円を借りる場合、1,990万円を支払うと差額の10万円が口座に残ります。手付金が返還されるというよりも、先に支払った分がローン実行後の資金移動で実質的に戻るイメージです。 頭金 頭金とは、物件価格のうち自己資金で支払う部分を指します。例えば2,000万円の物件に対して300万円を頭金として入れる場合、ローンの借入額は1,700万円です。銀行からの融資額が物件価格に届かないときは、不足分を頭金で補う必要があります。一方フルローンであれば、頭金は不要です。 頭金の相場は、購入予定の物件やオーナーの属性、ローンの種類によって異なります。法的に「何%入れなければならない」と決まっているわけではないため、無理のない資金計画を立てた上で、頭金を充当するべきか検討しましょう。ただし、物件価格に対して受けられる融資額が満たない場合は、差額分を頭金として用意する必要があります。なお、頭金は原則として現金で支払います。 諸費用 不動産投資では、手付金や頭金とは別に登記やローン契約などに伴う諸費用が発生します。費用の目安は100~200万円程度です。 不動産投資における主な諸費用は、以下の通りです。 table2 項目 概要 目安・計算方法 登録免許税(※1) 購入した物件を法務局の登記簿に記録する際にかかる税金 建物の所有権保存登記の税率は0.4%、売買による所有権移転登記の税率は2% 不動産取得税(※2) 不動産を取得した際にかかる税金 住宅は固定資産税評価額×4%で算出する※現在は軽減税率が適用され3%となる 印紙税 売買契約書やローン契約書に貼る印紙代 不動産の取得金額によって、税額が異なる 司法書士報酬 登記手続きを依頼する際の費用 10万円前後が目安 仲介手数料 仲介会社を通じて購入する場合にかかる手数料 400万円以上:成約価格×3%+6万円200万円以上~400万円未満:成約価格×4%+2万円200万円以下:成約価格×5% ローン関連費用 融資事務手数料や保証料など 事務手数料は借入額の1~3%程度、保証料は借入額の2%程度が目安 火災・地震保険料 万が一に備えるための保険料 建物の構造や面積、補償内容によって異なる 登録免許税は、自己居住用の住宅の場合に軽減税率を適用できますが、投資用物件は原則対象外です。また不動産取得税や仲介手数料、火災・地震保険料などは、物件の種類や購入方法によって費用感が異なります。投資用物件を選定する際は、これらの諸費用がいくらかかるのかも併せてシミュレーションしておきましょう。 ※参考1:国税庁.「No.7191 登録免許税の税額表」.(参照:2026-04-28). ※参考2:総務省.「不動産取得税」.(参照:2026-04-28). 【物件タイプ別】頭金として必要な金額 不動産投資で必要になる頭金の額は、以下のように物件タイプによって大きく変わります。 table2 物件タイプ 頭金の目安 新築区分マンション投資 物件価格の0~20%程度 中古区分マンション投資 物件価格の0~30%程度 新築一棟投資 物件価格の10~30%程度 中古一棟投資 物件価格の10~30%程度 + 300~500万円程度 先述した通り、実際には物件の種類や築年数、金融機関の融資条件、契約者の属性によって必要額は変動するため、あくまで目安として捉えてください。ここでは物件タイプ別の頭金の目安と、費用感が異なる理由を解説します。 新築区分マンション投資 新築区分マンション投資の頭金の目安は、物件価格の0~20%程度です。例えば2,000万円の物件であれば、0~400万円程度になります。 新築区分マンション投資の借入期間は、建物の法定耐用年数の期間内に返済できるよう、一般的には35年と長めに組めます。また新築物件は、入居者が付きやすく収益性が高いと見なされるため、借り入れ可能額も高くなりやすいです。そのため、フルローンを組むケースが多く見られます。また安定した収入や一定の勤続年数があるなど、個人の属性評価が高い場合も、金融機関の審査で有利に働きやすく、頭金無しで購入できる可能性があります。 一方で審査を通りやすくしたい場合や、借入額を抑えて返済計画を安定させたい場合は、物件価格の10~20%程度を頭金として投入する方法も有効です。 中古区分マンション投資 中古区分マンション投資の頭金の目安は、物件価格の0~30%程度です。物件価格が2,000万円であれば、0~600万円程度になります。 先述した通り、ローンの借入期間は建物の法定耐用年数にひも付くため、中古物件でも築浅であれば借入期間の長いフルローンを組むことができ、逆にそれなりの築年数が経過している物件では借入期間が短くなりやすく、毎月の返済額も高くなりがちです。そのため後者の場合は、家賃収入に対する返済負担が重くなりすぎないよう、一定の頭金を入れて借入額を抑える必要があります。返済負担を軽くする目的で築古物件を格安で購入する方法もありますが、物件の価値が低いと担保として評価されにくく、ローンの審査に通らない可能性があります。 また中古区分マンションは、購入後に設備の入れ替えや修繕の費用がかかることも見越しておく必要があるため、新築物件よりも資金計画を慎重に立てた方がよいでしょう。 新築一棟投資 新築一棟投資の頭金の目安は、物件価格の10~30%程度です。例えば1億円の物件であれば、1,000~3,000万円程度になります。 一棟投資は区分マンション投資より借入額が大きくなるため、新築であっても一定の頭金を求められるケースが多くあります。融資期間は比較的長く設定しやすいものの、借入額が大きい分、家賃収入に対する返済の割合が高くなると運用が不安定になりやすいです。そのため頭金の額を決める際は、年間家賃収入に対する年間返済額の割合である返済比率を確認することが重要です。一般的には、返済比率を50%以下に設定するのが望ましいとされています。 また新築一棟投資は区分投資より規模が大きい分、空室や修繕の影響が資金計画に出やすくなります。頭金をどの程度入れるかは、審査の通りやすさはもちろん、購入後のキャッシュフローにどれだけ余裕を持たせたいかという視点でも考えてみましょう。 中古一棟投資 中古一棟投資の頭金の目安は、物件価格の10~30%程度に加えて、300万~500万円程度の追加資金を見込んでおくのが望ましいです。例えば1億円の物件であれば、1,300万~3,500万円程度になります。 中古一棟物件も中古区分マンションと同様、築年数の影響を受けやすく、借入期間が短くなりやすい点に注意が必要です。借入期間が短いと月々の返済額は上がりやすいため、頭金を多めに入れないと、返済比率が高くなってしまいます。 また中古一棟物件では、室内設備だけではなく外壁や共用部、給排水設備などにまとまった修繕費が必要になることもあります。そのため頭金だけを準備して終わりではなく、購入後の修繕やメンテナンスに備えるための予備資金まで見込んでおくことが大切です。中古一棟投資は利回りが高く見える物件もありますが、初期費用と運用開始後の出費の両方を考慮して資金計画を立てる必要があります。 融資に影響しやすいオーナーの属性 融資の審査では購入予定の物件に加えて、オーナー自身の属性も確認されます。属性によっては頭金を多めに求められることもあれば、フルローンで借りられることもあるでしょう。 そのため不動産投資に必要な自己資金を把握するには、物件価格だけを見るのではなく、ご自身の属性が融資にどう影響するのかを理解しておくことも大切です。ここでは、特に融資額に影響しやすい個人属性について解説します。 年収 金融機関が融資審査で重視する項目の一つが年収です。年収が安定している人ほど、返済が滞るリスクが低いと判断されやすいため、不動産投資ローンでも有利に働く傾向にあります。一般的には、不動産投資ローンの利用に当たって年収500万~700万円以上が一つの目安といわれていますが、実際の条件は金融機関によって異なります。 また融資額は年収の7~8倍程度を目安とすることが多く、希望する物件価格をフルローンで購入できるかどうかを考える際の参考にもなるでしょう。例えば年収500万円であれば、3,500万~4,000万円程度が大まかな借り入れ限度額です。ただし、年収だけで全てが決まるわけではなく、他の属性も含めて高く評価されれば、年収の10倍以上の融資を受けられるケースもあります。 企業規模や勤続年数 金融機関は、今後も継続して収入を得られるかどうかも判断材料にするため、勤務先の企業規模や勤続年数も重視されます。例えば大企業や上場企業の従業員である場合は、倒産リスクが比較的低く、一定以上の収入を安定して得られる可能性が高いと見なされます。事業内容や資本金、売上高なども評価の対象です。 また勤続年数も、安定した就労を続けられているかを測る指標になります。金融機関によっては、勤続年数2年以上を条件としているところもあります。転職して間もない場合は、年収が高くても慎重に判断されることがあるため注意が必要です。 また職種によっても評価が変わる場合があります。医師や弁護士・税理士・司法書士などの士業、公務員などは、比較的高収入で安定性が高いと判断されます。こうした属性は、融資条件や借り入れ可能額にプラスに働くでしょう。 年齢 不動産投資ローンでは、完済時の年齢について79歳を上限と定めている金融機関が多いです。そのため、現在の年齢も審査で重視されます。 例えば35年ローンを組む場合、完済時年齢を79歳とすると、44歳前後が一つの目安になります。それ以降にフルローンを組むとなると、結果として借入期間が短くなり、毎月の返済額が高くなってしまうのです。 ただし、年齢が高いからといって必ず不利になるわけではありません。借入期間が短くても頭金を多めに投入するなどして、安定した運用ができる物件ならば、リタイア後のシニア層でも不動産投資ローンを組める場合があります。 またローンの審査とは別に、団体信用生命保険(団信)でも加入時の年齢上限が設定されている点に注意が必要です。団信とは、返済中にローン契約者に万が一のことがあった際に、ローン残債がゼロになる保険です。商品やプランによっては年齢上限を65歳・70歳・72歳などと設定していることもあるため、団信の加入要件も含めて確認しておくとよいでしょう。 頭金は多く入れた方がいい? 不動産投資では、自己資金を頭金として多めに入れるべきか、それとも想定外の支出に備えて手元に残しておくべきか、悩む人も多いでしょう。どちらが適しているかは、ご自身の総資産や投資スタイル、購入後にどのような運用を目指すのかによって異なります。 ここでは頭金を多く入れるメリットとデメリット・注意点を解説します。 頭金を多く入れるメリット 頭金を多く入れる最大のメリットは、ローンの借入額を減らせることです。借入額が少なくなれば、その分だけ毎月の返済負担も軽くなるため、家賃収入に対する返済の割合を抑えやすくなります。結果として、毎月の収支に余裕が生まれやすくなり、キャッシュフローの安定につながるでしょう。 また借入額が減ることで、返済総額を抑えやすくなる点もメリットです。支払う利息は借入額に応じて増えるため、頭金を多く入れて元本を小さくすれば、トータルの返済額を軽減できます。返済期間の短縮や、将来的な負担の軽減を重視したい人にとっては、頭金を多めに入れるメリットは大きいといえます。 さらに、金融機関の審査で有利に働く可能性がある点も見逃せません。借入額が少ないほど金融機関にとってのリスクは低くなるため、融資審査に通りやすくなります。加えて、金利の上昇局面でも総借入額が少なければ影響を受けにくくなるため、将来の返済負担を抑えやすい点もメリットです。 資産のうち多くを現金で保有している方にとっては、一部を不動産という実物資産に置き換えられる点もメリットになるでしょう。インフレによって物価が上昇すると、現金の実質的な価値は目減りしやすくなります。一方、不動産は実物資産であり、立地や需要によっては物価上昇に合わせて資産価値や家賃が上昇する可能性があります。そのため預貯金の一部をインフレリスクから守る効果も期待できます。 頭金を多く入れるデメリット・注意点 一方で頭金を多く入れすぎると、手元の現金が減る点には注意が必要です。不動産投資では、空室の発生や設備の故障、突発的な修繕など、購入後にまとまった資金が必要になる場面があります。頭金に自己資金を多く充てた結果、こうした支出に対応しにくくなると、資金繰りが苦しくなる恐れがあります。 また自己資金を多く投入すると、少ない元手で大きな資産を運用する「レバレッジ効果」が薄れてしまうのもデメリットの一つです。不動産投資では、ローンを活用して投資効率を高める考え方もあるため、頭金を多く入れることが常に有利とは限りません。並行して他の投資も検討している場合は、資金を一つの物件に集中させることで、選択肢が狭まる可能性もあります。 さらに教育資金や生活防衛資金、他の事業・投資に回すための現金が目減りする点にも気を配る必要があります。頭金を多く入れることで毎月の返済負担は軽くなりますが、その代わりに手元資金の柔軟性は下がってしまうのです。そのため、頭金をいくら入れるかを決める際は、ローン返済だけではなく、購入後の運用や家計全体への影響まで見据えて判断することが大切です。 頭金無しのフルローンはあり? なし? 頭金を多く入れるメリットとデメリットを比較した際、手元の資金を残したいと考えるなら頭金無しで不動産投資を始められるフルローンを組むという選択肢があります。 フルローンにもメリットとデメリットがあるため、しっかりと理解した上で、ご自身の資産状況や投資方針に合った方法を選ぶことが大切です。 フルローンのメリット フルローンのメリットの一つは、まとまった資金がなくても不動産投資を始めやすいことです。本来であれば頭金として数百万円単位の自己資金が必要になるケースでも、フルローンを利用できれば、負担を抑えたまま物件を取得しやすくなります。自己資金の準備に時間がかかることで投資の開始時期が遅れるより、条件の良い物件と出会ったタイミングで動ける点は大きなメリットといえるでしょう。 また手元に資金を残せる点も見逃せません。先述した通り、不動産投資では物件購入後に空室や修繕、設備の入れ替えなど、まとまった支出が発生することがあります。頭金を入れずに自己資金を確保しておけば、こうした想定外の費用にも対応しやすくなります。 さらに自己資金を温存しながら不動産という実物資産を持てるため、投資効率を重視したい人にとっては有力な選択肢になるでしょう。 フルローンのデメリット 一方で、フルローンには借入額が大きくなるというデメリットがあります。頭金を入れない分だけ元本が増えるため、支払う利息も多くなりやすく、結果として返済総額は大きくなります。長期で見たときのコストを抑えたい場合は、この点を軽視できません。 また毎月のローン返済額も重くなりやすいため、生活費を含めてキャッシュフローに余裕がなくなる可能性があります。家賃収入が想定通りに入っているうちは問題がなくても、空室や家賃下落、修繕費の発生が重なると、収支が急に苦しくなるケースもあります。特に、購入後の運用資金まで十分に確保できていない場合は、フルローンの負担感が大きくなりやすいでしょう。 このようにフルローンは手元に資金を残しやすい反面、借入額が増えるため将来の負担に備える必要があります。頭金無しで始められることだけに注目するのではなく、返済総額や毎月の収支、万が一の支出への備えまで含めて判断することが重要です。 少ない元手で始めたいなら新築ワンルームマンション投資がおすすめ 不動産投資に必要な元手は、物件のタイプや価格、投資スタイルなどによって変わります。頭金を多く入れて堅実に始める方法もあれば、フルローンを活用して自己資金をできるだけ抑える方法もあります。元手をなるべく減らしたい場合は、価格や融資の通りやすさ、購入後の維持費までを含めて物件を選ぶことが大切です。 フルローンを前提に不動産投資を始めるなら、入居者が付きやすく収益性が比較的高い新築ワンルームマンション投資がおすすめです。エリア選定を適切に行えば、単身者や学生などの需要を取り込みやすく、継続的な賃貸需要を見込めます。さらに新築であれば、購入後すぐに大きな修繕や設備交換が発生する可能性が比較的低いため、初期の運用負担を抑えやすいでしょう。 「なるべく少ない元手で不動産投資を始めたい」「不要な諸費用をかけたくない」という方は、エスリード株式会社へご相談ください。エスリード株式会社は、東証プライム市場上場企業としての安定した経営基盤を持ち、関西エリアを中心に30年超の支援実績があります。新築ワンルームマンションを直販しているため、仲介手数料をかけずに少ない元手で不動産投資を始められます。年収や資産状況に応じたアドバイスを行っているため、不動産投資を始めたいが元手が気になるという方は、以下のフォームよりお問い合わせください。 不動産投資の基礎知識 2026.05.29 大阪環状線で不動産投資! 乗降客数や交通利便性、地域の特徴から見たおすすめ駅を紹介 大阪環状線は、大阪市の中心部を一周するJR西日本の路線です。大阪駅・京橋駅・天王寺駅といった主要駅を通るため、通勤・通学や買い物、観光など幅広い目的で利用されています。 不動産投資では、エリアの賃貸需要や交通利便性を把握した上で物件を選ぶことが重要です。そこで本記事では、乗降客数や交通の利便性、地域の特徴から見た不動産投資におすすめの大阪環状線沿いの駅をご紹介します。大阪で不動産投資を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 suggest2 大阪環状線は、大阪市中心部を一周する交通利便性の高い路線 乗降客数と朝の混雑状況から見る大阪環状線の人気駅は、天満駅・桜ノ宮駅・玉造駅 大阪環状線で交通の利便性が高い駅は、大阪駅・京橋駅・天王寺駅 ※本記事は2026年5月時点の情報です 大阪環状線とは? 大阪環状線は、JR西日本が運営する大阪市中心部を一周する環状線です。大阪市内の主要エリアをつないでおり、通勤・通学はもちろん、買い物や観光目的でも多くの人に利用されています。 大阪環状線の1周は21.7kmで、駅数は19駅です。1周にかかる所要時間は約40分で、大阪駅や京橋駅、天王寺駅、西九条駅などを通っています(※)。 また環状運転を行う普通列車だけではなく、他の路線に直通する快速列車や普通列車も走っている点が特徴です。例えば、天王寺駅から和歌山方面へ向かう阪和線や、奈良方面へ向かう大和路線(関西本線)、西九条駅から桜島駅方面へ向かうJRゆめ咲線(桜島線)などが乗り入れています。このように大阪市内外へ移動しやすい点は、賃貸需要を考える上でも注目したいポイントです。 ※参考:JR西日本.「沿線点描 【大阪環状線】大阪市」.(参照2026-05-21). 乗降客数と朝の混雑状況から見る大阪環状線の人気駅3選 大阪環状線で不動産投資を検討する際は、主要駅への近さだけではなく、実際に居住地として選ばれている駅にも注目しましょう。乗降客数が多く、朝ラッシュの時間帯に一定の混雑が見られる駅は生活拠点として選ばれている可能性があり、一定の賃貸需要を見込みやすいです。 ここでは、大阪環状線の各駅における乗降客数と朝ラッシュ時間帯の混雑状況を参考に、特に利用者が多いと考えられる、以下3つの駅をご紹介します。 天満 桜ノ宮 玉造 なお、ここでは乗り換え目的での利用が多いと考えられる駅は省いています。 ※参考:国土交通省.「駅別乗降客数 2024年度(令和6年度)版」.(参照2026-05-21). 天満 天満駅は大阪市北区にある駅で、大阪駅や京橋駅といった主要駅へ数分で移動できるため、通勤・通学の利便性を重視する方にとって使いやすい立地です。 駅周辺には、大規模な商店街が広がっています。中でも天神橋筋商店街は、天神橋1丁目から7丁目まで南北に約2.6kmにわたって続く商店街で、日頃の買い物から休日の食べ歩きまで楽しめるエリアです(※)。地元の人々に親しまれている天満市場もあり、新鮮な食材を購入しやすい環境が整っています。 またスーパーマーケットやコンビニエンスストア、カフェ、レストランなども多くあるため、日常生活の買い物には困らないでしょう。図書館や市民センターなどの公共施設に加え、関西テレビやキッズプラザ大阪といった文化施設も利用しやすい立地です。 交通利便性と生活利便性の両方を重視する方から、一定の賃貸需要を見込めます。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市北区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:5万1,750人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 大阪駅まで約3分、京橋駅まで約5分、天王寺駅まで約23分 利用可能路線 JR大阪環状線 ※参考:大阪観光局.「天神橋筋商店街」.(参照2026-05-21). 桜ノ宮 桜ノ宮駅は、大阪市都島区にある駅です。京橋駅の隣駅に位置しており、大阪駅方面にも短時間で移動しやすい立地です。 駅前にはマンションや戸建てが立ち並び、比較的穏やかな雰囲気があります。駅の西側には大川が流れており、春には川沿いの桜が満開に。お花見の人気スポットとして知られている他、ランニングやウォーキングをしやすい環境も整っています。 大川沿いを中心に複数の公園があるため、休日の憩いの場としても利用しやすいでしょう。徒歩10分圏内には、スーパーマーケットやコンビニエンスストアも複数あります。さらに大阪市立総合医療センターを中心に医療機関も充実しており、日常生活の安心感につながるでしょう。 都心へのアクセスと落ち着いた住環境を両立したい方から、一定の賃貸需要を見込めるエリアです。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市都島区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:3万732人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 大阪駅まで約4分、京橋駅まで約2分、天王寺駅まで約20分 利用可能路線 JR大阪環状線 玉造 玉造駅は大阪市天王寺区にある駅で、JR大阪環状線とOsaka Metro長堀鶴見緑地線の2路線を利用できます。大阪駅・天王寺駅・京橋駅のいずれにも移動しやすく、通勤・通学の利便性を重視する方にとって使いやすい駅です。 駅周辺は、都心近郊でありながら穏やかなマンション街が広がっています。歴史的な街並みも残っており、豊臣秀吉の家臣であった真田家にちなんだ地名「真田山」があることでも知られるエリアです。 また名門の私立校が点在しており、文教地区としても知られています。玉造公園をはじめとする公園もあり、緑を身近に感じられる環境です。 スーパーマーケットや商店街の個人店、コンビニエンスストアなども多いので、日常の買い物を駅周辺で済ませられます。都心へのアクセスと住環境のバランスを重視する単身者やファミリー層から選ばれやすいでしょう。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市天王寺区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:3万2,152人 朝ラッシュの混雑度 <玉造→鶴橋> 6:49~7:49の混雑率 28% 7:49~8:49の混雑率 73% 8:49~9:49の混雑率 38% ※2020年度 主要駅への所要時間 大阪駅まで約14分、京橋駅まで約6分、天王寺駅まで約9分 利用可能路線 JR大阪環状線、Osaka Metro長堀鶴見緑地線 ※参考:国土交通省.「JRにおける各区間の混雑の見える化」.(参照2026-05-20). 交通の利便性から見る大阪環状線の人気駅3選 不動産投資では、複数路線を利用できる駅や、主要エリアへ短時間で移動できる駅も有力な候補になります。交通の利便性の高い駅が最寄りの物件は人気が衰えにくく、安定した賃貸需要を期待できるでしょう。 ここでは、大阪環状線の中でも交通の利便性に優れた以下3つの駅をご紹介します。 大阪 京橋 天王寺 ※参考:国土交通省.「駅別乗降客数 2024年度(令和6年度)版」.(参照2026-05-21). 大阪 大阪駅は大阪市北区にある駅で、大阪環状線をはじめ、東海道本線(JR京都線・JR神戸線)や福知山線(JR宝塚線)、JR東西線といった複数のJR線を利用可能です。地下通路を使えば、Osaka Metro御堂筋線の梅田駅や、阪急電鉄・阪神電鉄の大阪梅田駅にも乗り換えられます。 またバスターミナルや空港リムジンバスの乗り場もあり、関西国際空港や大阪国際空港(伊丹空港)方面へも移動しやすい立地です。大阪市内はもちろんのこと、関西圏内外へのアクセスを重視する方にとって使いやすい駅といえるでしょう。 大阪駅周辺には「グラングリーン大阪」や「グランフロント大阪」「大阪ステーションシティ」「梅田スカイビル」などが集まっています。百貨店や商業施設、飲食店、オフィスビルも多く、昼夜を問わず多くの人が行き交うエリアです。 ビジネス街・商業エリアとしての性格が強いため、都心での暮らしや職住近接を重視する単身者、ビジネスパーソンからの需要を見込めるでしょう。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、金融機関、医療機関などもそろっており、日常生活の利便性も高いです。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市北区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:75万1,006人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 京橋駅まで約7分、天王寺駅まで約23分 利用可能路線 JR大阪環状線・JR京都線・JR神戸線・JR宝塚線・JR東西線など 京橋 京橋駅は大阪市城東区にある駅で、JR大阪環状線・JR東西線・学研都市線といったJR線や、Osaka Metro長堀鶴見緑地線、京阪本線を利用できます。大阪シティバスのバス停やタクシー乗り場もあり、駅から離れた住宅地や商業施設、公共施設などへも移動しやすいでしょう。 駅周辺には繁華街が広がっており、少し離れた場所にはマンションや幹線道路、河川などがあります。大阪市東部を代表するオフィス街・大阪ビジネスパークも近くにあり、職住近接を重視する方からの賃貸需要を見込めるエリアです。 地下鉄や京阪本線の駅の周辺には「京阪モール」や「KiKi京橋」などの大型ショッピングモールや、京阪線高架下にある商業エリア「Kぶらっと」などがあります。2023年に誕生した駅前広場「FULALI KYOBASHI」には、飲食ゾーンやイベントスペース、芝生広場が整備されており、憩いの場としても利用可能です。 一方で、駅近くには昭和の雰囲気を残す商店街も複数あります。スーパーマーケットや業務スーパー、飲食店も豊富にあるため、交通利便性と生活のしやすさを重視する単身者や共働き世帯から選ばれやすいエリアです。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市城東区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:23万3,396人 朝ラッシュの混雑度 <京橋→桜ノ宮> 6:49~7:49の混雑率 71% 7:49~8:49の混雑率 101% 8:49~9:49の混雑率 55% ※2020年度 主要駅への所要時間 大阪駅まで約7分、天王寺駅まで約14分 利用可能路線 JR大阪環状線・JR東西線・学研都市線、京阪本線、Osaka Metro長堀鶴見緑地線 ※参考:国土交通省.「JRにおける各区間の混雑の見える化」.(参照2026-05-20). 天王寺 天王寺駅は大阪市天王寺区にある駅で、JR大阪環状線の他、Osaka Metro御堂筋線・谷町線、近鉄線、阪堺線などを利用できます。Osaka Metro御堂筋線を使えば、梅田や本町といった主要なビジネスエリアにも乗り換えなしでアクセス可能です。 駅周辺には「あべのキューズモール」「Hoop」「あべのand」「天王寺MIO」など、大型商業施設が多く集まっています。大阪のランドマークとして知られる「あべのハルカス」もあり、買い物や外食、休日の外出を楽しみやすい環境です。 また駅の北西には、天王寺公園があります。園内には「てんしば」と呼ばれる芝生広場や天王寺動物園、美術館、子ども向けの遊び場などがあり、都心にいながら自然や文化に触れられる点も魅力です。 百貨店やショッピングセンターが多く、日常の買い物にも不便を感じにくいでしょう。交通利便性と生活利便性の両方に優れているため、単身者からファミリー層まで幅広い層の賃貸需要を見込めるエリアです。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市天王寺区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:26万7,658人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 大阪駅まで約21分、京橋駅まで約14分 利用可能路線 JR大阪環状線、Osaka Metro御堂筋線・谷町線、近鉄線、阪堺線 地域の特徴から見る大阪環状線で賃貸需要の高い駅3選 大阪環状線で物件を選ぶ際は、交通の利便性だけではなく、駅周辺にどのような施設があるかも確認しましょう。企業や官公庁、大学、公共施設などが集まる駅は、安定した賃貸需要を見込みやすい傾向にあります。 ここでは地域の特徴を踏まえた上で賃貸需要が期待できる駅として、以下3つの駅をご紹介します。 森ノ宮 弁天町 西九条 ※参考:国土交通省.「駅別乗降客数 2024年度(令和6年度)版」.(参照2026-05-21). 森ノ宮 森ノ宮駅は大阪市中央区にある駅で、JR大阪環状線の他に、Osaka Metro中央線・長堀鶴見緑地線を利用可能です。大阪駅や天王寺駅方面へ乗り換えなしでアクセスできる他、Osaka Metroを利用すれば大阪市内を東西方向へスムーズに移動できます。 駅周辺には「もりのみやキューズモールBASE」や「ビエラ森ノ宮」「セントラルスクエア森ノ宮」といった商業施設が集まっています。スーパーマーケットやコンビニエンスストアも充実しており、日常の買い物に困りにくい環境です。飲食店やカフェも多いため、外食や休憩にも利用しやすいでしょう。 また大阪城公園に近いだけではなく「大阪歴史博物館」や「クールジャパンパークオオサカ」「森ノ宮ピロティホール」など、歴史や芸術、文化に触れられる施設も点在しているため、休日のお出かけや散歩にも適しています。 2025年9月には、森ノ宮駅から徒歩で行ける距離に、大阪公立大学の新たな拠点・森之宮キャンパスが開設されました。学生や教職員を含めて多くの人が利用するキャンパスであるため、周辺エリアにおいて学生や教職員からの賃貸需要の高まりが期待されています。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市中央区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:4万6,830人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 大阪駅まで約12分、京橋駅まで約4分、天王寺駅まで約10分 利用可能路線 JR大阪環状線、Osaka Metro中央線・長堀鶴見緑地線 弁天町 弁天町駅は大阪市港区にある駅で、JR大阪環状線とOsaka Metro中央線の2路線を利用できます。 駅周辺は、高層複合施設「大阪ベイタワー」を中心に、物流・サービス・インフラ関連の企業が集まるエリアです。近年は高層マンションも複数建設されており、居住地としての存在感も高まっています。近隣で働く方はもちろん、JR大阪環状線・Osaka Metro中央線にあるビジネスエリアや、南港・湾岸エリアで働く方からの賃貸需要も見込めるでしょう。 駅直結の大阪ベイタワーには、オフィスやホテルの他、スーパーマーケット、ドラッグストア、飲食店なども入っています。天候に左右されず、日常生活に必要な買い物をスムーズに済ませられる点も魅力です。 また駅から歩ける距離には、昔ながらの雰囲気を感じられる繁栄商店街もあります。弁天公園や弁天東公園、磯路中央公園といった公園も点在しており、都心に近い場所で暮らしやすさを求める方に検討されやすいエリアです。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市港区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:6万5,645人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 大阪駅まで約8分、天王寺駅まで約11分、京橋駅まで約17分 利用可能路線 JR大阪環状線、Osaka Metro中央線 西九条 西九条駅は大阪市此花区にある駅で、JR大阪環状線・JRゆめ咲線、阪神なんば線を利用できます。JRゆめ咲線を使えば、ユニバーサルシティ駅方面へ短時間で移動できるため、湾岸エリアへのアクセスを重視する方にとって便利な立地です。 駅周辺には、運輸や物流、製造業に関わる多くの企業が拠点を構えています。周辺で働く、職住近接を重視する方の生活拠点として選ばれる可能性があるエリアです。 生活面では、ドラッグストアやスーパーマーケット、コンビニエンスストアがそろっています。朝日橋公園や正蓮寺川公園、此花スポーツセンターなども歩ける距離にあるため、自然を感じながら散策したり、運動を楽しんだりしやすい環境です。 また大阪暁明館病院をはじめ、内科や歯科などの医療機関も駅周辺にあります。小児科や保育園など、子育て世帯が利用しやすい施設も多いため、ファミリー層にとっても検討しやすいエリアといえるでしょう。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市此花区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:6万6,830人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 大阪駅まで約5分、天王寺駅まで約14分、京橋駅まで約14分 利用可能路線 JR大阪環状線・JRゆめ咲線、阪神なんば線 その他大阪環状線の人気駅 大阪環状線で不動産投資を検討する際は、街の特性や雰囲気などにも注目しましょう。個性的な店舗や商店街がある駅は、充実した暮らしを重視する人から選ばれやすい傾向にあります。 ここでは、ここまで紹介した観点とは異なる魅力を持つ駅として、以下3つの駅をご紹介します。 鶴橋 大正 野田 ※参考:国土交通省.「駅別乗降客数 2024年度(令和6年度)版」.(参照2026-05-21). 鶴橋 鶴橋駅は大阪市生野区にある駅で、JR大阪環状線やOsaka Metro千日前線、近鉄線を利用できます。大阪市内だけではなく、奈良方面や大阪上本町方面へも移動しやすい駅です。 鶴橋はコリアンタウンとしても知られており、韓国料理店やカフェ、韓国食材を扱う店舗などが多く集まっています。買い物や外食を楽しみながら暮らしたい方にとって、魅力を感じやすい環境といえるでしょう。 またスーパーマーケットやコンビニエンスストア、薬局なども複数あります。日用品や食材を購入しやすく、日常生活にも困りにくい立地です。近隣には大阪赤十字病院もあるため、医療機関へのアクセスを重視する方にも検討されやすいでしょう。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市生野区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:17万5,648人 朝ラッシュの混雑度 <鶴橋→玉造> 6:49~7:49の混雑率 88% 7:49~8:49の混雑率 109% 8:49~9:49の混雑率 31% ※2020年度 主要駅への所要時間 大阪駅まで約15分、京橋駅まで約7分、天王寺駅まで約6分 利用可能路線 JR大阪環状線、Osaka Metro千日前線、近鉄線 ※参考:国土交通省.「JRにおける各区間の混雑の見える化」.(参照2026-05-20). 大正 大正駅は大阪市大正区にある駅で、JR大阪環状線とOsaka Metro長堀鶴見緑地線を利用可能です。阪神なんば線のドーム前駅も徒歩圏内にあり、複数の路線を使い分けられます。大阪シティバスの路線も充実しているので、区内各所へ移動しやすいだけではなく、なんば・あべの橋方面へもアクセスしやすい点もポイントです。 周辺エリアは、海と川に囲まれた運河と渡船の街としても知られています。区内には渡船場が複数あり、地域ならではの暮らしを感じられる点も魅力の一つでしょう。 プロ野球やコンサートに使用されるスタジアム「京セラドーム大阪」も近くにあり、周辺には飲食店やコンビニエンスストア、ショッピングモール、大型ホームセンターなどもあります。 またスーパーマーケットや商店街も充実しており、日常の買い物にも困りにくいでしょう。沖縄料理店や沖縄食材を扱う店舗も多く、区内には「リトル沖縄」と呼ばれるエリアも。個性的な街の雰囲気を好む方からの一定の賃貸需要を期待できます。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市大正区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:4万8,252人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 大阪駅まで約12分、京橋駅まで約29分(OsakaMetro長堀鶴見緑地線なら19分)、天王寺駅まで約6分 利用可能路線 JR大阪環状線、Osaka Metro長堀鶴見緑地線 野田 野田駅は、大阪市福島区にある駅です。近隣にはOsaka Metro千日前線の玉川駅もあるため、大阪市内の主要エリアへもスムーズにアクセスできます。 駅周辺は下町の温かみがありながら、都市の利便性も兼ね備えたエリアです。改札を出てすぐの高架下には複合商業施設「ビエラ野田」があり、買い物や食事に利用できます。 また昔ながらの商店街や市場も点在しています。スーパーマーケットやコンビニエンスストアも多く、日々の買い出しを駅周辺で済ませやすい環境です。 徒歩数分圏内には、吉野町公園や江成公園などの中規模の公園もあります。さらに内科、小児科、耳鼻科など、個人病院も駅周辺にそろっています。穏やかな生活環境を重視する単身者やファミリー層から、一定の賃貸需要を見込めるでしょう。 table2 項目 内容 所在地 大阪府大阪市福島区 乗降客数 1日当たりの想定乗降者数:2万3,694人 朝ラッシュの混雑度 - 主要駅への所要時間 大阪駅まで約3分、京橋駅まで約11分、天王寺駅まで約22分 利用可能路線 JR大阪環状線、Osaka Metro千日前線 大阪環状線沿線で注目の開発情報 大阪環状線沿線で不動産投資を検討する際は、駅周辺の開発情報も確認しておきましょう。駅前の整備や新しい施設の開業が進むと、人の流れが増え、将来的な賃貸需要にも良い影響を与える可能性があります。 ここでは、大阪環状線沿線で注目したい以下5つの開発情報をご紹介します。 大阪駅西高架エリア開発 グラングリーン大阪の開発 大阪環状線改造プロジェクト 森之宮エリアの開発 なにわ筋線の開業 京橋駅の地平ホームの地下化計画 大阪駅西高架エリア開発 大阪駅周辺では、駅西側エリアを中心にまちづくりが進められています。具体的には、東海道線支線地下化・新駅設置事業や、うめきた2期地区開発計画などが進行しており、大阪駅周辺では交通・商業の両面で利便性の向上が進んでいます。 JR西日本グループは、2011年に駅ビル「大阪ステーションシティ」を開業。その後も、2023年3月には大阪駅うめきた地下口と西口の供用を開始し、2024年7月には駅ビル「イノゲート大阪」も開業しています。 また2024年9月には、都市型ショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」と既存の大阪駅方面を結ぶ歩行者デッキが開通しました。2025年3月には、うめきたグリーンプレイスの開業に合わせて、新たな歩行者デッキも整備されています。 さらに2027年春にかけて、高架下の商業ゾーンも順次開業する予定です。大阪駅周辺の商業機能や歩行者動線が充実すれば、就業者や来訪者の動きがより活発になり、周辺エリアの賃貸需要にも良い影響を与える可能性があります。 グラングリーン大阪の開発 大阪駅周辺では、うめきたエリアの大規模開発プロジェクトとして「グラングリーン大阪」の整備が進められています。グラングリーン大阪は、商業施設やオフィス、ホテルなどを備えた複合施設です。 2024年9月には先行まちびらきが行われ、2025年3月には南館がグランドオープンしました。開発エリアの中央には「うめきた公園」が併設されており、都心で自然を感じながら過ごせる空間として注目されています。2027年には、全体のまちびらきが行われる予定です。 これまで大阪駅周辺は、梅田エリアを代表する商業・オフィス街として高い集客力を持っていました。そこに新たな商業施設や都市公園が加わったことで、梅田エリア全体の魅力がさらに高まっています。充実した暮らしを重視する方や、職住近接を重視する方からの賃貸需要を見込めるでしょう。 大阪環状線改造プロジェクト JR西日本では、2013年度から「大阪環状線改造プロジェクト」が進められています。「明るい、きれい、わかりやすい」などをコンセプトに、新型車両の導入や駅設備の刷新などが行われてきました。 新型車両の導入では、車いすスペースが設けられたり、車内ディスプレイに4カ国語の案内表示が設置されたり、国内外の利用者にとって使いやすい環境が整えられています。 駅設備の刷新については、具体的な駅の改良工事例を2つ見ていきましょう。 京橋駅改良工事 京橋駅では、2022年3月1日にリニューアルが行われました。可動式ホーム柵の設置に加え、エレベーターやエスカレーターの整備、トイレの改良、駅ナカ店舗のリニューアルなどが実施されています。駅の安全性や快適性が高まることで、賃貸需要が高まる可能性があります。 弁天町駅改良工事 弁天町駅では、Osaka Metro中央線との乗り換えを円滑にするため、駅の改良工事が行われました。改良工事では、既存の南北改札の間に新駅舎を整備し、新たな改札口を設置。バリアフリー機能も向上しました。 また2025年3月、新駅舎の開業に合わせて、駅前には人工芝広場「べんてんひろば」も新たに開業しました。元々は2025年大阪・関西万博に合わせたにぎわい空間としてオープンした広場でしたが、万博終了後も定期的にイベントなどが開催され、多くの人でにぎわうスペースになっています。 このように駅周辺の滞在性や回遊性が高まれば、居住地としての魅力向上にもつながるでしょう。 森之宮エリアの開発 森之宮エリアでは、大阪城東部地区まちづくりとして、新たな都市機能の整備が進められています。大阪城公園に近い立地を生かしながら、大学・商業・交流機能などを備えたエリアとしての発展が期待されています。 1期開発では、先述した通り、2025年9月に大阪公立大学の森之宮キャンパスが開設されました。JR大阪環状線の森ノ宮駅の北口から歩ける距離に位置しており、学生や教職員の往来が増えることで、駅周辺のにぎわいにもつながるでしょう。 1.5期開発では、JR大阪城公園駅から大阪公立大学キャンパスまでをデッキでつなぐ計画が進められています。歩行者動線が整えば、大阪城公園や京橋エリアへの移動もしやすくなります。 また2028年春には、Osaka Metroが森之宮新駅(仮)を開業する予定です。さらに大阪城公園の東側では、1万人超の観客を収容できる「森之宮アリーナ(仮)」の開発も計画されています。学生や来訪者の増加が見込まれるため、周辺の賃貸需要にも良い影響を与える可能性があります。 なにわ筋線の開業 大阪市内では、2031年春の開業に向けて、なにわ筋線の整備が進められています。なにわ筋線とは、大阪駅(うめきたエリア)とJR難波駅、南海本線の新今宮駅をつなぐ新たな鉄道路線です。 鉄道施設は関西高速鉄道が整備・保有し、JR西日本と南海電鉄が施設を使用して旅客営業を行う計画です。大阪駅周辺と難波・新今宮方面を結ぶことで、大阪市中心部の南北方向の移動がしやすくなるでしょう。 またなにわ筋線の開業により、関西国際空港や新大阪駅方面への移動がよりスムーズになることも期待されています。大阪の鉄道ネットワークが強化されれば、沿線で働く人や訪れる人の動きも変化する可能性があります。大阪環状線沿線でも、大阪駅や新今宮駅周辺を中心に、居住地としての注目度が高まるかもしれません。 京橋駅の地平ホームの地下化計画 京橋駅周辺では、JR東西線・学研都市線のホーム付近を地下化する計画が検討されています。 先述した通り、京橋駅は複数路線が乗り入れるターミナル駅ですが、線路が地上を東西に走っており、地域の回遊性に課題があります。周辺には「開かずの踏切」もあり、人の流れが分断されやすい状況です。地下化によって歩行者や車両の移動が円滑になれば、駅周辺の再開発を進めやすくなるでしょう。 今後、大阪市は地下化事業に必要な用地の範囲を早期に確定させ、都市計画手続きを進める方針を示しています。現時点では、2030年度の事業認可と2053年度の事業完了が想定されています。 長期的な計画ではありますが、京橋駅周辺の交通環境や街の回遊性が改善されれば、職住近接を重視する層からの賃貸需要にも良い影響を与えるでしょう。 大阪環状線沿いで不動産投資を検討しているならエスリードにご相談ください! 大阪環状線は、大阪市中心部を一周する交通利便性の高い路線です。大阪駅や京橋駅、天王寺駅といった主要駅を通る他、住宅地として暮らしやすい駅や、大学・企業・商業施設が集まる駅もそろっています。 不動産投資を成功させるには、乗降客数や交通の利便性だけではなく、駅周辺の生活環境や開発情報も確認することが大切です。長期的な賃貸需要を見極めるには、地域事情に詳しい不動産会社へ相談するとよいでしょう。 エスリード株式会社は、大阪を中心とした関西エリアの不動産事情に精通している不動産デベロッパーです。将来にわたって需要が見込まれるエリアの物件を多数取り扱っているため、大阪環状線沿いで不動産投資をお考えの方は、お気軽にエスリードへご相談ください。 大阪で販売中のエスリードの物件 大阪で販売中のエスリードの投資用物件は以下の通りです。大阪で不動産投資をお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。(※2026年5月29日時点の情報です) エスリード 新大阪アヴァン エスリード 難波ALLURE エスリード 大阪城EAST エスリード ザ・グラン大阪ノース エスリード ザ・カレント大阪